最近はスーパーやコンビニでも手に入る焼き芋。「さつまいもを買って作った方がコスパがいいし、自宅にあるもので作ることはできないだろうか…」と考えている方も多いのではないでしょうか。
まず結論からお伝えすると、オーブンで焼き芋を作る目安は、余熱なし160度で90分です。
さらに、湿らせた新聞紙(キッチンペーパー)とアルミホイルで包むと、ねっとり・しっとりとした食感に仕上がります。
この記事では、オーブンで焼き芋を作る手順、温度と時間の目安、ねっとりにするコツ、おすすめの品種、そしてオーブンで作れるさつまいもレシピ5選まで解説します。
1. オーブンで作るおいしい焼き芋の作り方
用意するものと手順を確認していきましょう。
1-1. 用意するもの
- さつまいも
- アルミホイル
- 新聞紙(キッチンペーパーでも可)
1-2. 温度・時間の目安
オーブンで焼き芋を作るときの温度と時間の目安は次のとおりです。
| さつまいものサイズ | 温度 | 時間 |
|---|---|---|
| 小(150g前後) | 予熱なし160度 | 70〜80分 |
| 中(200〜300g) | 予熱なし160度 | 90分 |
| 大(300g超) | 予熱なし160度 | 100〜110分 |
※あくまで目安です。竹串がすっと通るかで仕上がりを判断し、足りない場合は10分ずつ追加で加熱してください。
1-3. 作り方の手順
- さつまいもはよく洗い、両端を切り落とす。

- 湿らせた新聞紙(湿らせたキッチンペーパー)でさつまいもを包む

- その上からアルミホイルでぴったりと包む

- 天板にアルミホイルを敷き、その上に包んださつまいもを置く

- オーブンに入れ、余熱なしで160度で90分焼く
※オーブンレンジを使用している方は、電子レンジ機能と間違えないようお気をつけください。アルミホイルを電子レンジで加熱すると火事の原因となります。
- 焼き終わったら10分ほど放置し、竹串がすっと刺されば完成

オーブン機能がなく、電子レンジだけで作りたいときは、次の記事で解説しています。
2. オーブンでおいしい焼き芋を作るための3つのポイント
2-1. 高すぎない温度でじっくり長時間焼く
高温で一気にさつまいもを焼いてしまうと甘み成分ができません。
高すぎない160度でじっくりと時間をかけて焼くことで、さつまいもに含まれるでんぷんが糖分に変化し、甘くなります。
2-2. 焼いた後は余熱で甘みを引き出す
焼き終わったら10分程度放置するのも大切なポイントです。60〜70度の温度に保つことで甘みがさらに引き出されます。
時間があるときは手で触れても火傷しないくらいまで待つと、冷めても甘くておいしい焼き芋ができます。
2-3. 湿らせた新聞紙とアルミホイルでねっとり・しっとりとした食感に
ねっとり・しっとり食感が好みの方は、濡らした新聞紙を巻いてからアルミホイルで巻くといいでしょう。
湿った新聞紙がさつまいもを蒸してくれるため、水分量が多くしっとりと甘い焼き芋ができます。
新聞紙を巻くと温度を一定に保ち、焦げるのを防ぐ効果も期待できます。
3. 焼き芋におすすめのさつまいもの品種
さつまいもにはさまざまな品種があります。料理に合わせて品種もこだわりたいものです。
焼き芋におすすめの品種は、ねっとり・しっとり派には紅はるか・安納芋・シルクスイート。ホクホク系が好みの方には、紅あずま・鳴門金時がおすすめです。
品種ごとの特徴は、次の記事でくわしく解説しています。
さつまいもが甘くなる仕組みと、焼き芋におすすめの品種はこちらもご覧ください。
4. オーブンを使って作るさつまいもレシピ5選
4-1. さつまいもスコーン
サクサクでおいしいホットケーキミックスを使って簡単に作れるさつまいもスコーンのレシピ/作り方を紹介します。
【さつまいもスコーンに使用する材料(9個分)】
- さつまいも 150g
- ホットケーキミックス 150g
- バター 大さじ2
- 砂糖 大さじ2
- オリーブオイル 大さじ2
- 黒ごま お好みで

4-2. さつまいもクッキー
見た目もさつまいもそっくりなさつまいもクッキーです。子どものおやつにもおすすめなので、ぜひ作ってみてください。
【さつまいもクッキーに使用する材料(2人分)】
- さつまいも 1/2本(150g)
- 無塩バター 50g
- 砂糖 50g
- 溶き卵 1/2個分
- 薄力粉 100g
- 紫芋パウダー 適量
- 黒ごま 適量

4-3. 冷凍パイシートで作るさつまいもペーストのスイートポテトパイ
冷凍パイシートで作るさつまいもペーストのスイートポテトパイのレシピ/作り方です。サクサクの生地に甘いさつまいもペーストがとてもおいしいですので、ぜひ作ってみてください。
【冷凍パイシートで作るさつまいもペーストのスイートポテトパイに使用する材料(4つ分)】
- 冷凍パイシート 2枚(20cm×20cm)
- さつまいも 1/2本(150g)
- 砂糖 大さじ3
- 牛乳 50cc
- 溶き卵 適量
- 黒いりごま 適量
👉 冷凍パイシートで作るさつまいもペーストのスイートポテトパイの詳しいレシピ/作り方

4-4. さつまいもとりんごのパウンドケーキ
りんごとさつまいも、レーズンのゴロゴロ具材の入ったおいしいパウンドケーキです。このレシピでは8.6 × 18 × 6.3 cmの大きさの型を使用しています。ぜひ作ってみてください。
【さつまいもとりんごのパウンドケーキに使用する材料(8.6 × 18 × 6.3 cmの大きさの型1つ分)】
- さつまいも 1本
- りんご 1個
- きび砂糖(甘煮用) 80g
- バター 80g
- きび砂糖 50g
- 卵 2個
- 薄力粉 80g
- アーモンドプードル 20g
- ベーキングパウダー 4g
- レーズン 20g
- シナモンシュガー 小さじ1
👉 さつまいもとりんごのパウンドケーキの詳しいレシピ/作り方はこちら

4-5. さつまいものガトーインビジブル
ガトーインビジブルは、卵や牛乳、小麦粉で作る生地に、スライスしたフルーツや野菜を重ねて焼くフランス発祥のケーキです。さつまいもを使ったガトーインビジブルのレシピ/作り方を紹介します。
【さつまいものガトーインビジブルに使用する材料(8.6 × 18 × 6.3 cmの大きさの型1つ分)】
- さつまいも 400g
- クリームチーズ 100g
- 薄力粉 50g
- 卵 (Mサイズ) 2個
- はちみつ 60g
- 生クリーム 50ml
- レモン汁 小さじ2

5. オーブン焼き芋に関するよくある質問
5-1. アルミホイルは必須ですか?
必須ではありませんが、使うのがおすすめです。
アルミホイルで包むと水分と温度を閉じ込められ、しっとりと仕上がりやすくなります。加えて焦げや庫内の汚れも防げます。直接天板に置いて焼くこともできますが、皮がパリッとする仕上がりに傾きます。
5-2. 予熱は必要ですか?
予熱なしで大丈夫です。
焼き芋は160度前後の低温でじっくり加熱するほど甘みが乗ります。余熱で庫内が高温になると、でんぷんが糖に変わる前に加熱が進んでしまうため、余熱なしの160度でスタートしましょう。
5-3. パサパサになる原因は?
温度が高すぎる、時間が長すぎる、包まずに焼く、の3つが主な原因です。
濡らした新聞紙(キッチンペーパー)とアルミホイルで包むと、蒸し効果でしっとり仕上がります。焼き終わったら10分ほど放置して余熱で甘みを引き出すのも効果的です。
5-4. 電子レンジとオーブン、どちらで作るのがいい?
ねっとりとした甘さを重視するならオーブン、時短なら電子レンジがおすすめです。
オーブンは90分前後かかりますが、余分な水分が逃げて蜜が凝縮されます。電子レンジなら10分前後で作れます。詳しい作り方は、次の記事で解説しています。
まとめ
- オーブン焼き芋の目安は、余熱なし160度で90分(サイズにより70〜110分で調整)
- 濡らした新聞紙+アルミホイルで包むと、ねっとり・しっとりに仕上がる
- 焼き終わったら10分放置して、余熱で甘みを引き出す
- ねっとり派は紅はるか・安納芋・シルクスイート、ホクホク派は紅あずま・鳴門金時がおすすめ
- アルミホイルを電子レンジ機能で加熱すると火事の原因になるので注意
じっくり時間はかかりますが、余熱で放置する時間も含めて手順はシンプルです。好みの品種で試してみてください。

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