さつまいもを食べても血糖値の上がりが緩やかな理由

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年齢が上がるにつれて高くなってくる健康への意識、これからは人生100年時代とも言われているので、体に気を遣って血糖値の上がる甘いものを控えている方も多いのではないでしょうか。

日常生活でもっとも血糖値が上がるタイミングは食事だと言われていますが、食事の内容によっても血糖値の上がり方に差があります。近年、注目されている低GI食品というのは、この血糖値の上昇が緩やかな食品のことです。

そしてこの低GI食品の中に、さつまいもも含まれています。そこで、さつまいもに含まれる栄養素とその役割を詳しく見ていきましょう。

1 さつまいもが含む栄養素

1-1 食物繊維

根菜類に多く含まれる栄養素で、人が持つ消化酵素では分解することができないため、体内に吸収はされません。

水に溶けやすい水溶性食物繊維は小腸での栄養素の吸収速度を緩やかにし、

食後の血糖値の上昇を抑えると言われます。

水に溶けにくい不溶性食物繊維は大腸を刺激し、排便をスムーズにすると言われています。

1-2 ヤラピン

ヤラピンはさつまいもにしか含まれていない独特な成分で、切断面から出てくる白色の液体のことです。

主に、皮から5mm以内のところに多く含まれているため皮ごと食べるのがお勧めで、

熱に対して安定的なので、加熱調理をしても変質しません。

古くから、ヤラピンはデトックス作用があると言われています。

食物繊維と一緒に取ることでその効果をよく発揮してくれると言われています。

 

1-3 レジスタントスターチ

レジスタントスターチとは難消化性でんぷんと呼ばれるものです。

胃や小腸で消化されず、大腸まで届き腸内環境の改善や血糖値上昇抑制効果を発揮してくれると言われています。

特に、冷やして食べることでその効果が発揮されやすいと言われています。

2 血糖値の上がりが緩やかになる理由

さつまいもにはジュースなどに多く含まれている果糖やブドウ糖のような単糖類よりもでんぷんが多く含まれています。

でんぷんは単糖類の糖よりも体内での消化がされにくい状態にあるので、血糖値の上昇が緩やかになるといわれています。

そのほかにも、食物繊維の効果で余剰な糖や脂質を体外に排出してくれる効果があるといわれているので、

糖の吸収を抑えて血糖値の上昇を抑えてくれそうですね。

まとめ

さつまいもに含まれる①食物繊維②ヤラピン③レジスタントスターチによって

血糖値の上昇が緩やかになることがわかりましたね。

血糖値が緩やかに上昇することで、食後の作業効率がよくなると言われているので、

朝ご飯を抜いてしまいがちな人は、やきいもを冷凍保存しておいて、

そのままアイス感覚で食べてもいいですし、レンジでパパッと温めて

朝から栄養をつけて元気に作業しましょう!