「さつまいも栽培って、広い畑がないと無理でしょ?」「初心者にはハードルが高そう…」そんな風に諦めていませんか?
実は、さつまいもはプランターでも簡単に育てられるんです!
毎日の水やりは不要で、肥料もほとんどいらないので、家庭菜園デビューにもピッタリの野菜。
この記事では、ベランダでも立派なお芋を収穫するためのコツを解説します!
目次
1.さつまいも栽培に必要なもの
さつまいもを育てる上で必要なものは主に、プランター・土・苗の3つが必要です。
プランター1つでも用途によって使うものは様々、土にもいろいろな種類があります。
どんなものが適しているのかみてみましょう。
1-1.幅が広く底が深いプランターを用意する

幅60cm以上、深さ30cm以上の大型サイズのプランターまたは鉢植えを用意して下さい。
可能であれば素焼き(テラコッタ)のプランターを使用してください。通気性が高く、さつまいも栽培に適しています。
また、プランターの底に鉢底石を敷くと水はけが良くなり、根腐れしにくくなります。
1-2.さつまいも栽培に向いている土
既製品の培養土を使う
市販で販売している花・野菜用の培養土を使用すると、すぐに植え付けをすることが出来るのでおすすめです。

出典:Amazon
自分で配合して用土を作る
ご自身で用土を配合して作ることも可能です。以下の割合を目安に混ぜ合わせてください。
【配合の割合の目安】
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赤玉土:4
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堆肥:3.5
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腐葉土:1.5
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バーミキュライト:1
※上記に加え、用土10ℓあたり石灰10gと化学肥料20gを混ぜ合わせます。
【注意点:植え付けは2週間後に】
土を混ぜ合わせた後、すぐに苗を植え付けないでください。配合直後の用土は内部でガスや熱が発生するため、そのまま植えると苗がうまく育たない原因になります。
混ぜ合わせた用土は、全体がしっとりする程度に水をかけ、2週間ほど寝かせてから苗を植え付けるようにしてください。
1-3.さつまいもの苗の選び方

さつまいもの苗は4月の下旬ころから、ホームセンターや園芸店での販売がスタートします。
茎が太く、葉の色が濃くて厚みがあるものがおすすめ。長さは15~20㎝程度で、節数が4~5個、節と節の間が間延びしていない苗を選びましょう。
すぐに植え付けしない場合は、バケツに水を少量入れて苗を浸けて日陰に置きます。1週間ほど保存が可能です。
市販のさつまいもから、さし苗を育てる方法もあります。
47℃のお湯にさつまいもを30分浸けたあと、植木鉢に培養土を入れて埋めます。日なたに置き水やりを行い、つるが30㎝ほどになればOKです。
育てた場合も、茎が太く節の数が多いものを選びましょう。
2.さつまいもの苗植え〜収穫までのスケジュール
さつまいもの植え付けは、平均気温が18度を上回った頃に行います。
地域やその年の天候にもよりますが、時期としてはおおよそ5月上旬から6月末ごろが目安になります。
収穫のタイミングは、苗を植え付けてから120日から140日程度経った頃です。時期でいうと、9月下旬から11月ごろが収穫のシーズンになります。
カレンダーの時期だけでなく、気温と栽培日数を基準にしておくと、その年の気候に合わせて失敗なくスケジュールを立てることができます。
3.さつまいもの植えつけ方
3-1.植える前に畝(うね)を立てる

さつまいもを植え付ける前に、まずは畝(うね)を立てます。畝とは、苗を植える場所の土を周囲よりも高く盛り上げたもののことです。
【畝を作る理由】
水はけを良くして根元に水が溜まるのを防ぎ、さつまいもの根腐れや酸欠を防止する役割があります。
【畝の作り方】
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土を盛る
さつまいもを植える場所に、用土を3〜5cmほどの高さに盛り上げます。 -
形を整える
盛った土が崩れないように、用土の側面を両手で優しく押し固めて形を整えて完成です。
3-2.苗の植え方

さつまいもの苗を植え付ける日は、事前にさし苗を水にさしておきましょう。
【苗を植える手順】
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太陽の当たる方向に向けて、支柱を斜め45度に差し込む。
ビニールシートを張っている場合は上から穴を開けてください。 -
支柱に沿うようにして、深さ20㎝ほどの斜めの穴を掘る。
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苗を下から3〜4節目まで穴に入れ、土に埋める。
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土をかぶせ、根元を軽く手で押さえて密着させる。
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最後に、たっぷりと水をあげる。
4.収穫までの日頃のお手入れ
苗を植え付けた後は、美味しいさつまいもを収穫するために日頃のお手入れを行いましょう。
とはいえ、さつまいもは丈夫な野菜なので、お手入れ手間はそこまで多くはありません。
具体的な方法を紹介するので、ポイントを押さえて美味しいさつまいもを育てましょう!
4-1.水やり
プランター栽培の場合、表面が乾いている時に水やりをしてあげる程度で構いません。
さつまいもは乾燥した土地を好む野菜のため、水をあげすぎると腐ってしまったり疫病にかかってしまう恐れがあります。
乾燥気味にし、必要以上の水やりをしないことが大切なポイントになります。
4-2.肥料
さつまいもは土に窒素分がありすぎると大きく育たないため、肥料の与えすぎはNG。つるボケを起こしてしまい、葉やつるばかり育ってしまいます。
基本的には、植え付け後に追肥はいりませんが、夏場に葉が黄色くなってきたときは、不足している可能性があるため、少しだけ肥料を与えて様子を見ます。
4-3.つる返し

つる返しとは、根が出ているつるをひっくり返し、土から引きはがして葉の上へ乗せることです。
さつまいものつるは、土につくと根を生やします。地上に出ているつるに芋がつくと栄養が分散されるので、さつまいもが小さくなってしまう可能性があります。
根が出ているつるを見つけたら、すぐにつる返しをしましょう。また、生えている根は切って取り除いてください。
4-4.除草作業
除草作業はこまめに行ってください。
雑草が生えるとさつまいもに日が当たりにくくなります。さつまいもが大きくなると除草作業が難しくなるため、早めに雑草を除去しておくのがポイントです。
さつまいもがある程度大きくなると雑草は生えにくくなります。
5.さつまいもの収穫と収穫後の保管方法
5-1.さつまいもの収穫方法
さつまいもの収穫時期は10~11月。植え付けを行ってから130日前後が目安です。
さつまいもの収穫は早すぎると味が落ちますが、遅すぎると形が悪くなり、霜にあたると腐りやすくなってしまうため気をつけましょう。
収穫するときは、晴れた日の午前中がベスト。土が乾いているタイミングで行いましょう。湿っていると芋が腐りやすく、傷がつく可能性があります。
さつまいもを掘る前に、つるを根本から切っておきましょう。手で土を掘り芋の位置を確認したら、スコップなどを使い丁寧に掘って収穫します。

5-2.追熟するとさらに美味しくなる
収穫後のさつまいもは、軽く手で土をはらい2~3日雨の当たらない場所で乾かします。水洗いをすると保存がきかなくなってしまうため要注意。
乾燥後、さらに2~3週間寝かせておくことで甘みが増します。もみ殻を詰めた箱、または新聞紙にさつまいもを包み箱に入れて保存しましょう。さつまいも同士が重ならないように置いてください。
さつまいもは10℃を下回ると腐敗しやすく、15℃を超えると発芽してしまうため、12~13℃を保ちましょう。

まとめ
さつまいもは、つる返しや除草作業などは必要ですが、乾燥に強く、肥料もほとんどいらないため、初めての方でも育てやすい野菜です。
大きな畑がなくてもプランターでできるため、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
収穫後も保存が可能なため、さまざまな料理を楽しむことができますよ。
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