ダイエットに最適な食材として人気のさつまいもですが、実は食べ方や調理法によって太りやすさが大きく変わることをご存知ですか?
今回は、さつまいものGI値と、ダイエット効果を最大限に引き出す上手な食べ方をご紹介します!
目次
1. GI値とは:血糖値の上昇度合いを数値化したもの
GI値(グリセミック・インデックス)とは、食後の血糖値の上昇度合いを数値化したものです。
GI値が高い食品ほど、食べた後に血糖値が急激に上がります。
GI値が低い食品は、血糖値が緩やかに上昇するため、体に負担をかけにくいという特徴があります。
2. GI値が高い食品は肥満や生活習慣病のリスクを上げる

GI値が高い食品を摂取すると、血糖値が急激に上がります。
血糖値が急に上がれば上がるほど、脳は「血糖値を下げなくてはいけない」と判断し、短時間で大量のインスリンを分泌します。インスリンには血糖値を下げる働きがありますが、エネルギーとして消費しきれなかった余分な糖を脂肪に変えて体内に蓄積する効果もあります。 つまり、血糖値が急上昇するほど、脂肪を溜め込みやすくなるのです。
また、血糖値の急上昇は急降下も招きます。 大量のインスリンによって血糖値が急降下すると、脳が糖質を欲して食欲を増進させ、強い空腹感から過食に走ってしまいやすくなります。
血糖値の急激な上下によって脂肪の蓄積と過食を繰り返すことが、肥満や生活習慣病の原因になります。
太る流れを作らないためにも、ダイエット中はGI値が低い食品を選ぶようにしましょう。
3. さつまいもと主な主食のGI値
私たちが普段よく口にする代表的な主食と、さつまいものGI値を比較してみましょう。
一般的に、GI値の目安は以下のように分類されています。
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高GI:70以上
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中GI:56〜69
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低GI:55以下
ご飯や食パンはGI値が高く、高GI食品に分類されます。一方で、さつまいものGI値は55であり、低GI食品であることがわかります。
さつまいものGI値が低い理由は、豊富に含まれる食物繊維やポリフェノールの働きによって、糖質がゆっくりと吸収されるからです。
4. さつまいものGI値は調理方法で変わる
もともとは低GI食品であるさつまいもですが、注意点があります。それは、調理方法によってGI値が変化してしまうということです。
調理方法別のGI値を見てみましょう。
なぜ焼き芋のGI値が高くなるのでしょうか? 理由は大きく2つあります。
理由1:でんぷんが糖質に変化するから
長時間時間をかけて加熱することで、さつまいもに含まれる消化酵素が活発に働き、でんぷんが糖分に変化します。
さらに焼く過程で水分が蒸発し、糖分がギュッと凝縮されるため、体内での消化吸収が早まり、血糖値が急上昇しやすくなります。
理由2:クロロゲン酸が減少するから
さつまいもには、糖分の吸収を穏やかにして血糖値の上昇を防ぐクロロゲン酸というポリフェノールが豊富に含まれています。
しかし、高温で長時間加熱し続けると、クロロゲン酸が分解されてしまうため、血糖値抑制効果が薄れてしまうからです。
5. GI値を上げずにさつまいもを食べるポイント
ダイエット目的でさつまいもを食べるなら、GI値を上げない工夫が必要です。茹でる、蒸すといった基本の調理法に加えて、以下のポイントを押さえておきましょう。
焼き芋は冷やして食べる

「どうしても甘い焼き芋が食べたい!」という方におすすめなのが、冷やして食べるです。
加熱して糊化したでんぷんは、冷める過程でレジスタントスターチという成分に変化します。
レジスタントスターチは食物繊維と似た働きをし、消化吸収を穏やかにしてくれるため、血糖値の上昇を抑える効果が期待できます。
冷蔵庫でしっかり冷やした焼き芋なら、ダイエット中でも安心です。
ゆっくりとよく噛んで食べる
さつまいもを食べるときは、早食いをしたり、水で流し込むようにして食べるのは避けましょう。
よく噛まずに一気に飲み込むと、消化器へ一度に大量の食べ物が送り込まれるため、消化吸収が早まり、血糖値が上がりやすくなります。
そのため、一口ずつよく噛んで、ゆっくりと食べましょう。
まとめ
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GI値が高いとインスリンが過剰に分泌され、脂肪がつきやすくなる
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生のさつまいもはGI値55の「低GI食品」でダイエット向き
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「焼き芋」にするとGI値が80以上に激増し、太りやすくなる
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ダイエット中は「茹でる」「蒸す」調理法がおすすめ
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よく噛んで食べ、焼き芋を食べたい時は「冷やして」食べる
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冷蔵庫で解凍して、冷たいまま食べることで糖の吸収も穏やかにすることも。
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