さつまいもの収穫時期は?収穫方法と保存方法まで詳しく解説!

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実りや収穫の秋には美味しいものがたくさんありますが、その中でもほっくりとしたやさしい味わいのさつまいもは秋の味覚の代表ですね。そんなさつまいもは苗を購入して家庭でも栽培できます。

今回は自宅でさつまいも栽培をする人にも役に立つ、さつまいもの収穫に最適な時期と収穫方法、適切な保存の仕方までくわしく解説します。

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1 さつまいもの収穫時期(品種で異なります)

1-1 安納芋の収穫時期

ここ数年、人気が高まっている安納芋は鹿児島県種子島の特産物です。

ねっとり系のさつまいもとして有名な安納芋の1番の特徴は糖度が高いこと。また、安納紅は表皮が赤いのですが、安納こがねと呼ばれる表皮が白い品種もあります。

安納芋は4月下旬から7月上旬までに植え付けを行い、収穫時期は9月下旬から12月上旬になります。一般的な時期より少し幅がありますが、タイミングとしては葉の一部が枯れてきて黄色みを帯びてきたら収穫の準備をしてください。

1-2 紅芋の収穫時期

沖縄でおいもといえば、紅芋を指します。全国的にも有名になった「紅いものタルト」など、スイーツの材料に使われることが多くなり、知名度も広がってきました。植え付けは5月から6月頃。収穫時期はその5ヶ月後の10月から11月です。

植え付けから4ヶ月目で収穫すると、紅芋特有の紫色があまり出ないので、本当に良い紅芋を収穫するのなら色も味も良くなる6ヶ月目頃が最適でしょう。

ただし害虫の心配があるので、収穫時期の見極めには経験が必要です。

1-3 紅はるかの収穫時期

紅はるかは茨城県や千葉県、鹿児島県など広い地域で栽培されています。

蒸しいもにすると糖度が高い非常に美味しいおいもです。糖質の中でも麦芽糖の比率が高く、強い甘みのわりには後口がすっきりとします。外観や甘さがほかの品種よりも「はるかに優れている」ことが名前の由来だそうです。

九州など温かい地方では10月頃から収穫しますが、本州では11月初旬ごろです。

1-4 シルクスイートの収穫時期

2012年の発売以来人気上昇中のシルクスイートは、茨城県産や福島県産が多く見られますが、最近は熊本県や鹿児島県でもつくられており、生産地は日本各地に広がっているようです。

しっとりとした粘質で甘みが強いことが特徴。鮮やかな濃赤紫色の皮で形状は紡錘形、なめらかな肌の外観に優れている品種です。

収穫時期は、地域にもよりますがおおよそ9月下旬頃から10月となっています。

1-5 鳴門金時の収穫時期

徳島県の特産である鳴門金時は上品な甘さと粉質の肉質が特徴の品種で、焼き芋をはじめ、天ぷらや大学芋など、揚げることで鳴門金時特有のほくほくとした食感を楽しめます。

収穫時期は8月下旬から11月頃、収穫の最盛期は9月から10月です。収穫後1ヶ月から3ヶ月寝かせて糖度がより上がった頃がおいしくなります。

2 収穫時期を見極める方法

2-1 収穫の基本となる時期

収穫時期は、基本的に植え付けから約4ヶ月後、5月から6月にかけて植え付けしたさつまいもの収穫時期は、その4か月後の9月から10月になります。品種によっては、早生品種といって5月中頃に植えて8月のお盆頃から収穫できるものもあります。

また、収穫時期は、品種や植え付けした時期だけではなく、気温や標高によっても差がありますが、霜が降り始める前の11月初めまでには収穫を済ませるようにしましょう。

2-2 見た目の様子

収穫時期は栽培日数で見るほかに、葉の様子を観察することでも見極められ、青々とした葉の色が薄くなり、赤や黄色に変わってきて、しんなりと枯れた状態になったら、収穫時期が近付いているサインです。

葉が枯れるのは、栄養が実にしっかりと行き渡っているからなので、さつまいもが順調に育っている証拠。このようにさつまいもを掘らなくても、葉の状態を見ると生育具合がわかります。

3 さつまいもの収穫方法

3-1 試し掘りをする

収穫のタイミングを計るために、必ず試し掘りをします。収穫できる大きさになっているか、一ツルだけ確かめる作業です。

掘り出したさつまいもが十分成長していれば収穫します。収穫に適した大きさは、20~25cm程ですが、品種によって異なります。

さつまいもがまだ小さければ、土を元の通りに被せ、栽培日数をあと2週間延ばすと、程よい大きさのさつまいもが収穫できます。
試し掘りであらかじめ大きさを確認することで、予定していた収穫日を早くしたり、または遅くしたりと調整します。試し掘りは収穫予定時期の1か月前に行うとよいでしょう。

3-2 蔓(ツル)を切る

さつまいもを掘り起こす際は、まず鎌などを使い蔓を切ります。蔓を切っておいた方が掘り出す作業が楽になるため、蔓の根元を引っ張り上げ、地上4~5cm残して切り取ります

3-3 他にコツとなる具体的な掘り方

掘り方のコツとしては、掘り出しやすいように、スコップでさつまいもの周りの土を柔らかくして、周りから少しずつ土を掘り起こしていくことがコツ。スコップをいきなり土に深く突き刺してしまうと、さつまいもを傷つけてしまいます。

さつまいもを傷つけると、傷みやすくなるので慎重に掘り出しましょう。

4 さつまいもの収穫で気をつける点

4-1雨の後は収穫しない

さつまいもは表面が濡れると劣化が早くなり腐ってしまうので、収穫に適した日は、晴天が2、3日続いた晴れた日を選びましょう。土が程よく乾燥した日が最適です。

雨の日はもちろんのこと、雨の後は足場も悪く、作業効率も低下します。

4-2 株ごと引き抜く

1本ずつさつまいもを掘り起こすのは厄介というものです。ここは株ごと引き抜きましょう。
伸ばした蔓から根が大きく成長する塊根をつけているさつまいもは、蔓が繋がっているので、1つの株から複数個のさつまいもが次から次へと出てきます!
一度に掘り出せず土中に残ったさつまいもを発見して、掘り出すのも楽しみです。

5 さつまいもの保存方法

5-1 天日干しをする

収穫したら、まず乾燥させることがポイント。さつまいもを一つ一つ切り離し、泥つきのまま2〜3日ほど天日干しをして、さつまいもが乾いたら、ついている土を払い落としてください。

さらに1週間日陰干しをすると、余分な水分の吸収を防げるので、より日持ちします。

5-2 一つ一つ包みダンボールで保存

さつまいもを保存するときは、新聞紙で一つずつ包んで、ダンボールに入れて保存します。ダンボールのふたは閉めて、上部に通気穴を開け、通気性を確保するとよいでしょう。

貯蔵に適する場所は、温度が13~15℃、湿度が80%程度の場所です。家の中では温度変化が少ない廊下や床下収納庫などの冷暗所が適しています。

温度が12℃以下になると低温障害を起こし腐る原因になりますので注意しましょう。農家では畑に穴を掘りもみ殻を入れてさつまいもを保存する方もいるようですが、家庭ではこのような方法で保存します。

5-3 水洗いは禁止

収穫後に気を付けたいことは、さつまいもが水分を含むと腐る原因になるので泥で汚れているさつまいもを水洗いしないこと

そのため、天日干しの際にも土をつけたままで、干した後に土を払います。

より詳しいさつまいもの保存方法はこちら

さつまいもの正しい保存方法

まとめ

さつまいも収穫する時期や見極め方、収穫のコツ、保存方法は参考になりましたでしょうか?

さつまいもの収穫のポイントは、
・試し掘りをする
・晴れた日に行う
・まず蔓を切る
・さつまいもの周りから掘っていく
・収穫したさつま芋を水洗いしない

以上がポイントでしたね。

春に植えたさつまいもの苗を大切に育てて、秋の収穫時期に入ったら、保存方法にも気をつけて甘みのあるさつまいもを堪能しましょう。

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