なかなか見られない!さつまいもの花と花が咲く条件

なかなか見られない!さつまいもの花と花が咲く条件

皆さんはさつまいもの花を見たことがありますか?さつまいもに花が咲くなんて知らなかった!という人も多いのではないでしょうか?

実は、さつまいもの花は条件が揃わないと咲かない珍しいもので、日本で栽培されている環境では条件が揃いづらく、あまり花を見かけることができないお花なんです。

今回はそんなレアなさつまいもの花が咲く条件や花言葉をご紹介します!

1. さつまいもは条件が揃えば花が咲かせる植物

1-1. さつまいもの花は短日性で、日照が短くならないと咲かない

さつまいもは短日植物と呼ばれる性質を持った植物です。アサガオなどと同じヒルガオ科の植物ですが、さつまいもは鈍感な短日性なので、アサガオとは違い日本の環境では花が咲きづらいと言われています。

短日性とは、一日の日照時間がある程度短くならないと反応を起こさないことを言います。つまりさつまいもは日が出ている時間が短くならないとお花を咲かせてくれないのです。日本では夏の日照時間がかなり長いため、なかなかさつまいもの花を見つけることができないんですね。(品種によっては花を付けやすいものもあります)

一日の日長が一定時間(限界日長)より短くならないと反応が起きないことを短日性といい、花芽の形成が短日性である植物のこと。(正しくは、短日植物とは、連続した暗期が一定時間(限界暗期)より長くなると花芽が形成される植物のことである。)
(引用元:光周性 – Wikipedia

1-2. さつまいもの花が咲きやすい条件は日照時間と気温

さつまいもの花は、日本では沖縄を以外ではあまり咲かないと言われており、世界的には熱帯、亜熱帯の気候で花が咲きやすいと言われています。また、さつまいもが短日性植物であることは先程ご紹介した通りです。

つまり、これらの情報からさつまいもの花が咲きやすい条件は、「気温」と「日照時間」が関係していると言えそうです。気温が高いまま日照時間が短くなれば、グッと花が咲きやすくなると予測できます。

また、それ以外のさつまいもが咲きやすい条件としては、一般的に以下のような点も挙げられています。

・干ばつ気味の場合
・赤土でマルチを張っての栽培で、肥料は少なく、降雨量も少ない場合
・ネズミにかじられたり、病気にかかった場合

1-3. さつまいもが花を咲かせやすい品種はある?

気温が高いまま日照時間が短くなれば花が咲きやすくなることがここまでで推測されました。ということは、日本で栽培されているさつまいもの中で、収穫の早い品種であれば花をつけやすい可能性はありそうです。

下の収穫時期についての記事でも紹介していますが、収穫の早い品種では「シルクスイート」「紅はるか」などが挙げられます。

さつまいもの収穫時期を品種ごとに紹介!収穫方法や保存の仕方まで解説します

ぜひ、さつまいもの花を咲かせることに興味のある方は、これらの品種を少し早めに苗植えから栽培してみてはいかがでしょうか?

2. さつまいもはヒルガオ科の植物

2-1. さつまいもの花はアサガオっぽい!

さつまいもの花

上記のアサガオのようなお花が、さつまいもの花です。さつまいもはヒルガオ科の植物で、花はアサガオによく似ている花が咲きます。

2-2. さつまいもの花言葉

さつまいもの花言葉は「乙女の純情」。ロマンチックな花言葉ですね。さつまいもはよく女性に好まれるといわれます、ピッタリな花言葉かもしれません。

乙女の純情

2-3. 花が咲いたさつまいもは食べられる?

花が咲いた株のさつまいもは食べられます。しかし、実は花が咲く場合、実がならない場合が多いのです。通常さつまいもは、地下にできるいもで子孫を残しますが、地下で子孫を残せなくなると花が咲くといわれています。

花が咲いても実がなっていれば、通常のさつまいもと変わらないので安心して食べることができます。

また、余談ですがさつまいもは芽や葉から茎まで、どこまででも食べられるとても可食部位の多い野菜!おいも美腸研究所では各部位についての紹介からレシピまで紹介していますので、興味があればぜひ見てみてくださいね!

 

さつまいもの茎は食べられる?茎に含まれる栄養素とレシピ2選

さつまいもの葉っぱは食べられる!その栄養素とおすすめレシピ2選

さつまいもに芽が出た時に知っておきたい正しい知識

まとめ

○さつまいもには花が咲くことがある。
さつまいもの花が咲きやすいのは熱帯と亜熱帯の地域

○さつまいもの花が咲きやすい条件
・干ばつ気味の場合
・赤土でマルチを張っての栽培で、肥料は少なく、降雨量も少ない場合
・ネズミにかじられたり、病気にかかった場合

○花が咲いたさつまいもは食べられるが実がならない場合が多い。