普段は捨ててしまいがちな「さつまいもの茎(つる)」ですが、実は美味しく食べられる優秀な食材だということをご存知でしょうか?
ご家庭の菜園などでさつまいもを育てている方なら、秋の収穫期においもだけでなく茎まで丸ごと味わうことができ、まさに一石二鳥の食材です。
さつまいもの茎はクセが少なく、シャキシャキとした歯ごたえで食べやすいのが魅力。
さらにお腹の調子を整える「食物繊維」や、健康維持に欠かせない「水溶性ビタミン」といった栄養素も豊富に含まれています。
この記事では、さつまいもの茎の詳しい栄養効果をはじめ、アク抜きなどの下処理のコツ、手軽に試せるおすすめレシピまで分かりやすく解説します。
1.さつまいもの茎って食べられる!
さつまいもの茎は強いクセも少なく、食べやすい食材で、農家さんたちの家庭では昔から食べられている食材だそうです。
収穫したての茎はみずみずしく、下処理をしてから調理します。
2.さつまいもの茎に含まれる2つの主な栄養素
さつまいもの茎に含まれる主な栄養素は、次の2つです。
| 栄養素 | 働き |
|---|---|
| 食物繊維 | 大腸を刺激し、排便をスムーズにして腸を整える |
| 水溶性ビタミン(C・B6) | 皮膚や粘膜の健康維持・免疫機能の維持 |
2-1.食物繊維
さつまいも自体に食物繊維が多いことは有名ですが、茎にも食物繊維が多く含まれています。
食物繊維は、消化・吸収されない栄養素で、大腸を刺激し、排便をスムーズにすることで腸がきれいになります。
2-2.水溶性ビタミン
水溶性ビタミンとは、水に溶けやすいビタミンのことで、ビタミンCやビタミンB群のことを指します。
さつまいもの茎には、ビタミンCやビタミンB6が豊富に含まれているといわれています。
ビタミンCは体の細胞同士を結ぶコラーゲンを作るのに不可欠な栄養素で、皮膚や粘膜の健康維持に役立つ他、カルシウムやミネラルの吸収を促進する働きがあります。
ビタミンB6は、皮膚や髪の毛、歯を健康にし、成長を促進する作用があるといわれており、免疫機能を維持するのに必要な栄養素です。
3.さつまいもの茎を使ったおすすめレシピ2選
ここではさつまいもの茎を美味しく食べるのにオススメなレシピを2つご紹介します!
他にもたくさんのさつまいもレシピを掲載しているので、献立に迷ったときはぜひとも参考にしてください。
3-1.さつまいもの茎のおひたし

| 材料 | 分量 |
|---|---|
| さつまいもの茎 | 長さ10cm程度のものを10本ほど |
| 塩 | 1つまみ |
| しょうゆ | 大さじ1 |
| 和風だし(顆粒) | 小さじ1 |
| 酒 | 大さじ1/2 |
手順
- 鍋に湯を沸かし、沸騰したら塩を入れる。
- さつまいもの茎を3~4cmほどに切り、1分~1分半ほど茹でる。
- お湯からあげたら、冷水で締める。粗熱がとれたら、水分をなるべく絞り、キッチンペーパーで水分を拭き取る。
- しょうゆ、和風だし、酒を混ぜて、そこに③を浸す。
- 皿に盛って完成!
コツ: お湯からあげたときにすぐに冷水で締めるのと、④で長くつけすぎないことがポイントです!
味が濃くなりすぎないように、サッとからめたらすぐに引き上げましょう。
3-2.さつまいもの茎のきんぴら

\レシピはこちらから/
さつまいものつるのきんぴら
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| さつまいもの茎 | 長さ10cm程度のものを10本ほど |
| ごま油 | 適量 |
| しょうゆ | 大さじ1と1/2 |
| みりん | 大さじ1 |
| 酒 | 大さじ1 |
| 砂糖 | 大さじ1 |
| 唐辛子 | 1ふり |
手順
- さつまいもの茎の皮を剥いて、水につけてのアク抜きをする。
- さつまいもの茎を3~4cmに切る。
- フライパンにごま油を入れて、水を切ったさつまいもの茎を強火で1分炒める。
- 強火のまま調味料を加えて、焦げないように混ぜながら水分を飛ばす。
- 水分がなくなってきたら火を止めて、盛り付けて完成。
コツ: さつまいもの茎にもさつまいも同様アクがあるので、皮を出来る限り剥いて水にさらし、アク抜きしてからきんぴらにすることがコツです!
4.さつまいもの茎に関するよくある質問
Q1.さつまいもの茎の皮は剥いた方がいい?
きんぴらなどにする場合は、皮を剥いてアク抜きすると仕上がりがきれいで口当たりも良くなります。おひたしの場合は、茹でてから冷水に締めれば、皮付きのままでも食べやすくなります。
Q2.さつまいもの茎のアク抜きは必要?

さつまいもの茎にもアクがあるため、皮を剥いて水にさらすアク抜きがおすすめです。アク抜きをすることで、えぐみが抑えられ、きれいな色に仕上がります。
Q3.さつまいもの茎の保存方法は?
湿らせた新聞紙で包み、冷暗所で保存するのが基本です。すぐに使わない場合は、茹でてから水気を切って冷凍すれば約1ヶ月保存できます。
Q4.さつまいもの葉っぱも食べられる?
茎と同様に葉っぱも食べられます。茹でてからおひたしや炒め物に。茎と同じく下処理(茹でる・水にさらす)をしてから調理しましょう。
まとめ
さつまいもの茎について、ポイントは次のとおりです。
- さつまいもの茎は食べられる(クセが少なく食べやすい)
- 主な栄養素は食物繊維と水溶性ビタミン(C・B6)
- 調理前に皮を剥いて水にさらすアク抜きがおすすめ
- おすすめレシピはおひたしときんぴらの2選
家庭菜園でさつまいもを育てたら、いもの部分と合わせて茎の部分も収穫して、一石二鳥でおいしく食べましょう!
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