さつまいもの正しい洗い方は?土や汚れを綺麗に落とすコツ

さつまいもの正しい洗い方は?土や汚れを綺麗に落とすコツ

さつまいもを調理する際、「くぼみに土が入り込んでいて洗いにくい」「どこまでゴシゴシ洗えばいいのかわからない」と悩むことはありませんか?

この記事では、さつまいもの正しい洗い方と、ご家庭にあるもので簡単に土を落とすコツをわかりやすく解説します。

1. さつまいもの正しい洗い方

さつまいもの皮やその周辺には、食物繊維や栄養がたっぷり詰まっています。そのため、皮が剥がれないように「優しく洗う」のが最大のポイントです。

STEP 1:水に浸して泥をふやかす

黒くなっても食べられる?さつまいもの黒い部分の正体とは

まずはボウルに水を張り、さつまいもを数分間浸け置きします。こうすることで、乾燥してこびりついた泥がふやけ、落としやすくなります。

STEP 2:表面を優しくこすり洗いする

さつまいもの正しい洗い方は?

キッチンブラシやたわし、丸めたアルミホイルを使って、表面の泥を優しく洗い流します。

STEP 3:くぼみの汚れをピンポイントで落とす

ひげ根の周りやくぼみに入り込んだ土は、指先で優しくかき出すか、毛先の柔らかいブラシを使って丁寧に取り除きましょう。

洗っている最中に芽やヒゲを見つけたら、包丁などで根元からえぐり取っておきましょう。毒性はありませんが、芽に栄養を取られて実の味が落ちてしまうため、取り除いておくのが美味しく食べるコツです。

ワンポイント:黒くてベタベタした汚れの正体は?

さつまいもの表面についている黒いタール状の汚れ。実はこれ、泥ではなく**「ヤラピン」**というさつまいも特有の成分が滲み出て固まったものです。ヤラピンは腸の働きをサポートしてくれる貴重な成分ですので、無理に削り落とす必要はありません。

2. これだけはNG!洗うときの注意点

 

2-1.メラミンスポンジは使わない

掃除に便利なメラミンスポンジですが、削りカスが微細なプラスチックとして食材に付着する恐れがあるため、食品の洗浄には推奨されていません。必ず通常のスポンジやタワシを使用してください。

2-2.強くこすりすぎない

金タワシなどで強くこすりすぎると、美味しい皮まで一緒に剥がれ落ちてしまいます。

2-3.さつまいもを洗うのは調理前に

土付きのさつまいも(収穫したてのものや、土付きで売られているもの)は、必ず調理の直前に洗うようにしましょう。さつまいもは水気に弱く、洗ってから保存すると傷んでカビや腐敗の原因になります。

すぐに使わない場合は、土がついた状態のまま新聞紙などで包み、冷暗所で保存するのが長持ちさせるコツです。

3. なぜ丁寧に洗うの?土付きのまま・生で食べるリスク

さつまいもには土が付着していることが多く、洗わずに調理したり生で食べたりすると、土の中に潜む「病原大腸菌」などの土壌細菌を体内に取り込んでしまうリスクがあります。

安全に美味しく食べるためには、表面の泥をしっかり落とすこと中までしっかり加熱調理をすることの両方が不可欠です。また、さつまいもに含まれるデンプンは、生で食べると消化に悪く、胃腸に負担をかけてお腹を壊す原因にもなります。

4. 切った後のアク抜きでさらに美味しく

丸ごと綺麗に洗ったあとは、料理に合わせてカットしアク抜きを行いましょう。

切ったさつまいもを水に10分程度浸しておくだけで、アクが抜けてスッキリとした味わいになります。また、空気に触れて黒く変色するのを防ぐ効果もあるため、見た目も鮮やかに仕上がります。

まとめ

さつまいもを調理する前の下準備について、おさえておきたい大切なポイントは以下の2つです。

  • 正しい道具で泥や細菌をしっかり落とす
    土壌細菌(病原大腸菌など)を防ぐため、流水で丁寧にこすり洗いをしましょう。削りカスの危険があるメラミンスポンジは絶対に使用せず、通常のスポンジやタワシを使ってください。

  • 洗うついでに芽は取り除く
    じゃがいものような毒性はありませんが、栄養を奪われて味が落ちるのを防ぐため、洗う工程で根元からえぐり取っておくのが美味しく食べるコツです。

正しい洗い方を守って、さつまいもの本来の甘さと美味しさを安全に楽しんでくださいね!