みなさま、さつまいもは離乳食にはとても使いやすい食材だということをご存じでしょうか?
加熱するとやわらかくなりますので、ペースト状にしたり、やわらかい角切りにしたりと離乳食の段階に合わせた加工ができるのです!
自然な甘さは赤ちゃんも大好きです。食物繊維も豊富なので、離乳食を始めて便秘がちになる赤ちゃんにもうれしい食材なのです。
さつまいもを使った離乳食についてご紹介します!
目次
1.さつまいもはおかゆの次に食べさせてあげたい離乳食
1-1.さつまいもを食べさせてもいい時期
さつまいもは離乳食初期の「ゴックン期」から食べられます。
離乳食を始めると、今まで母乳やミルクなどの水分のみをとっていましたが、固形分を食べるようになることで水分が少なくなり便秘がちになる赤ちゃんがいます。
食物繊維も豊富なので、離乳食初期、中期、後期を通してぜひ食べさせてあげてください。
加熱するとやわらかくなり、形の調節もしやすいので、離乳食初期から安心して使用できます。
1-2.食べさせるときの注意点
さつまいもは加熱するとやわらかくなりますが、加熱が不十分だと赤ちゃんが歯茎や舌でつぶせずに吐き出してしまうことがあります。
やわらかくなったかどうかの判断は、親指とひとさし指を使って簡単につぶれることや、スプーンの背で簡単につぶれる硬さを目安にしてください。
大人でもさつまいもを塊で食べると喉につまりやすいように、水分が少ないと飲みこみにくいです。
鳴門金時のようなホクホクした品種は、あんかけにしたり、スープに入れるなどして赤ちゃんが飲みこみやすいように工夫してあげてください。
1-3.アレルギー
アレルギーを起こすアレルゲンはたんぱく質に含まれますので、微量ですがたんぱく質が含まれるさつまいもでもアレルギー症状を起こす方はいらっしゃいます。
じゃがいもや根菜類でアレルギー症状を起こした方は、注意したほうが良いです。
初めてさつまいもを食べさせる時には、アレルギー症状が出ないか確認をしてください。
さつまいもにもアレルギーがある?さつまいものアレルギーと注意点
2.時期ごとのさつまいもの食べさせ方
2-1.離乳食初期
初期の「ゴックン期」には、やわらかく加熱して、ペースト状につぶしてだしやお湯でのばすと10倍粥に慣れてきた赤ちゃんもゴックンしやすいです。
2-2.離乳食中期
中期の「モグモグ期」は、やわらかく加熱したさつまいもをペースト状にしたものと、3㎜程度の角切りにしたものを混ぜて食べさせます。
2-3.離乳食後期
後期の「カミカミ期」には、やわらかく加熱したさつまいもを小さな角切りにして食べさせます。7~8ヵ月頃の中期のふわふわべたべたから、固形にしていくようにしましょう。
3.さつまいもを使った離乳食おすすめレシピ
3-1.離乳食初期「ゴックン期」レシピ3選
離乳食初期の赤ちゃんがいろいろな食べ方ができるおすすめレシピです。
・さつまいもペースト
・さつまいものポタージュ トマト風味
・オレンジスイートパン粥
赤ちゃんにもおすすめ!さつまいもを使った離乳食初期のレシピ3選
3-2.離乳食中期「モグモグ期」レシピ3選
食べられる食材も増えてくる時期に、ぜひ試していただきたいレシピです。
赤ちゃんが食べやすいように水分も一緒にとれるように工夫しています。
・さつまいもの白身魚あんかけ
・さつまいもの根菜シチュー
・さつまいものミルク煮
便秘がちな赤ちゃんにおすすめ!さつまいもの離乳食中期レシピ3選
3-3.離乳食後期「カミカミ期」レシピ3選
歯も生えてきて食べる意欲が出てきている赤ちゃんにぴったりのレシピです。
カミカミしたくなるように、少し食感を残しています。
・さつまいもとりんごのきんとん
・さつまいもとブロッコリーのグラタン
・さつまいもときなこのおやき
まとめ
さつまいもは離乳食にとても使いやすい食材でおすすめです。
加熱するとやわらかくなりますので、離乳食の段階に合わせてすりつぶしたり、小さく切って食べさせてあげてください。
食物繊維が豊富なので、便秘になりやすい離乳食の赤ちゃんにもぴったりです。
自然な甘さも、おかゆに慣れてきた赤ちゃんも喜んで食べてくれますので、ぜひ食べさせてあげてください。
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