さつまいもを甘くほくほくに茹でるコツは、「弱火でじっくり60〜70度の温度帯を通す」ことです。丸ごと茹でる場合は弱火で約30分、輪切りにした場合は弱火で5〜7分が目安です。
茹でたさつまいもはポテトサラダやスイートポテトなど、おかずにもスイーツにも使える便利な食材。この記事では、失敗しない茹で方の手順と、甘みを最大限に引き出すコツを解説します。
さつまいもの茹で時間一覧表
形態サイズの目安加熱方法茹で時間丸ごと1本150〜250g水から・沸騰後弱火約30分丸ごと(小)1本100g前後水から・沸騰後弱火約20分輪切り(2cm)1〜2cm幅水から・沸騰後弱火5〜7分乱切り3〜4cm角水から・沸騰後弱火8〜10分冷凍(カット済)1〜2cm幅沸騰後そのまま3〜5分
| 形態 | サイズの目安 | 加熱方法 | 茹で時間 |
|---|---|---|---|
| 丸ごと | 1本150〜250g | 水から・沸騰後弱火 | 約30分 |
| 丸ごと(小) | 1本100g前後 | 水から・沸騰後弱火 | 約20分 |
| 輪切り(2cm) | 1〜2cm幅 | 水から・沸騰後弱火 | 5〜7分 |
| 乱切り | 3〜4cm角 | 水から・沸騰後弱火 | 8〜10分 |
| 冷凍(カット済) | 1〜2cm幅 | 沸騰後そのまま | 3〜5分 |
※茹で加減は竹串を刺してスッと通ればOKです。
さつまいもはじっくり温めて甘みを引き出すのがポイント
さつまいもに含まれているでんぷんは、60度ほどになると「糊化」という状態になります。糊化したでんぷんが、さつまいもに含まれている糖化酵素β-アミラーゼにより分解されることで麦芽糖が作られ、甘みが増していきます。
この麦芽糖が作られる過程は約55度〜70度になるまで続くため、じっくり加熱をすることで甘いさつまいもができあがります。
逆に強火で一気に加熱すると、中心まで温度が上がる前に表面だけが柔らかくなり、甘みが十分に引き出されません。「弱火・じっくり」が茹で方の鉄則です。
さつまいもの茹で方【丸ごと】
- よく洗ったさつまいもを鍋に入れ、さつまいもが浸るくらいまでの水を加える
- 中火で熱し、ふつふつとしてきたら弱火にして30分ほど茹でる

中火で熱し、ふつふつとしてきたら弱火にして30分ほど茹でる - 竹串を刺して、スッと刺さったらザルにあげて常温で冷まして完成

竹串を刺して火の通りを確認

ポイントは「水から茹でる」こと。
お湯から茹でると表面だけ先に加熱され、中心まで火が通る前に皮が破れることがあります。水からなら全体がゆっくり均一に温まり、糖化も進みます。
切ったさつまいもの茹で方
- きれいに洗ったら、好みの形に切り5分ほど水にさらしてアクを抜く

今回は皮付きのまま輪切りに - アクを抜いた水を捨て、鍋にかぶる程度の水を加えて中火で加熱する

水にさらしてアクを抜く - ふつふつとしてきたら弱火にし、5〜7分ほど茹でる

ふつふつとしてきたら弱火にし、5〜7分ほど茹でる - 竹串がすっと刺さるやわらかさになったら完成


ポイント
カットする場合は輪切り(2cm幅)がおすすめ。厚みが均一になれば火の通りもそろい、茹でムラを防げます。
茹でたさつまいもを保存する方法
茹でたさつまいもは、粗熱を取ってから保存します。
保存方法期間目安ポイント冷蔵2〜3日ラップで包み冷蔵庫へ冷凍(マッシュ)約1ヶ月つぶしてラップし冷凍袋へ冷凍(カット)約1ヶ月使いやすい大きさに切って冷凍
| 形態 | サイズの目安 | 加熱方法 | 茹で時間 |
|---|---|---|---|
| 丸ごと | 1本150〜250g | 水から・沸騰後弱火 | 約30分 |
| 丸ごと(小) | 1本100g前後 | 水から・沸騰後弱火 | 約20分 |
| 輪切り(2cm) | 1〜2cm幅 | 水から・沸騰後弱火 | 5〜7分 |
| 乱切り | 3〜4cm角 | 水から・沸騰後弱火 | 8〜10分 |
| 冷凍(カット済) | 1〜2cm幅 | 沸騰後そのまま | 3〜5分 |
冷凍すれば凍ったまま鍋に入れて調理でき、時短にもなります。詳しい手順はこちらの記事で紹介しています。
よくある質問
Q1. さつまいもを茹でる時間は何分?
丸ごとなら弱火で約30分、2cm幅の輪切りなら弱火で5〜7分が目安です。竹串がスッと刺されば完成のサインです。
Q2. 茹でるときは水から?お湯から?
水からがおすすめです。ゆっくり温度が上がることで、55〜70度の糖化の温度帯をしっかり通過でき、甘みが増します。
Q.3 茹でたさつまいもが水っぽくなるのはなぜ?
沸騰させすぎ(強火)や茹ですぎが原因です。
ふつふつとする弱火に落とし、竹串の刺さり具合で火を止めるタイミングを見極めてください。
Q.4 茹で汁は捨てたほうがいい?
捨てずに活用するのがおすすめです。
茹で汁にはさつまいもから溶け出した麦芽糖が含まれるため、カレーや肉じゃがなどの煮物の水分に使うとほのかな甘みが加わります。
そのまま煮詰めればパンケーキやヨーグルトにかけられるさつまいもシロップに。紫いもの茹で汁は、お菓子作りのきれいな着色水としても使えますよ。
まとめ
さつまいもを甘くほくほくに茹でるポイントは、水から弱火でじっくり加熱することです。丸ごと30分、輪切りなら5〜7分。竹串の刺さり具合を目安に、糖化の温度帯をしっかり通しましょう。
茹でたさつまいもはそのまま食べても、ポテトサラダやスイーツの材料としても活躍します。茹で方以外の調理法もぜひ試してみてください。
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