炭水化物と聞くと太るとかのイメージを持っておられる方が多いのではないでしょうか?
でも、炭水化物を抜いてしまうと体は危険信号を出してしまうんです!
美容にも気を付けながら健康的にダイエットをするにはさつまいもがおすすめです!
その理由を炭水化物の説明とともに一緒に見ていきましょう!
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目次
1.まず知っておきたい炭水化物のこと
1-1.炭水化物とは
炭水化物とは糖質と食物繊維の総称です。
簡単に言うと、糖質とは体の中に吸収されるとエネルギー源として働くもので、食物繊維とは体内では消化されにくく腸内環境をきれいにしてくれるような役割を持っているものであるといわれています。
1-2.炭水化物の働き
炭水化物のうち、糖質は体内で消化・吸収され体内をめぐり1g当たり4kcalのエネルギーになります。
特に、脳の栄養は糖だけなのでこれが減ってきたり足りなくなると意識障害が起きたりします。
食物繊維のほうは体内の消化酵素では吸収されずに、腸内細菌のえさになったり余剰な栄養素を体外に押し出したりしてくれます。
1-3.炭水化物が多い食品
1位:はるさめ(乾麺)84.6g
2位:コーンフレーク 83.6g
3位:ビーフン(乾麺) 79.9g
上白糖などの糖類の塊のものなどそのまま食べることができないものは除きました。
乾麺系は意外と炭水化物量は多い傾向にありますね。
1-4.炭水化物の1日の必要摂取量
炭水化物の1日の必要量は1日必要なエネルギー量の60%くらいと言われているので、2000kcalの人で1200kcalが必要ということです。
男女年齢別の必要エネルギー量と炭水化物必要量を乗せておきますので是非確認してみてください!
男性 | 女性 | |||
推定エネルギー | 炭水化物目標量 | 推定エネルギー | 炭水化物目標量 | |
必要量(kcal/日) | 中央値(%エネルギー)(kcal/日) | 必要量(kcal/日) | 中央値(%エネルギー)(kcal/日) | |
1~2(歳) | 950 | 546 | 900 | 518 |
3~5(歳) | 1300 | 748 | 1250 | 719 |
6~7(歳) | 1550 | 891 | 1450 | 834 |
8~9(歳) | 1850 | 1064 | 1700 | 978 |
10~11(歳) | 2250 | 1294 | 2100 | 1208 |
12~14(歳) | 2600 | 1495 | 2400 | 1380 |
15~17(歳) | 2850 | 1639 | 2300 | 1323 |
18~29(歳) | 2650 | 1524 | 1950 | 1121 |
30~49(歳) | 2650 | 1524 | 2000 | 1150 |
50~69(歳) | 2450 | 1409 | 1900 | 1093 |
70以上(歳) | 2200 | 1265 | 1750 | 1006 |
妊婦 初期(付加量) | 50 | |||
妊婦 中期(付加量) | 250 | |||
妊婦 末期(付加量) | 450 | |||
授乳婦 (付加量) | 350 |
*これはあくまで参考値なので必ずしも全ての人がこの数値というわけではありません。
1-5.炭水化物が不足するとどうなるか
炭水化物が不足すると、その影響を一番受けやすいのは脳です。
脳のエネルギー源は糖です。なので、炭水化物が不足するとエネルギー循環が悪くなり、最悪の場合は意識障害が起きたりします。
そのほかにも、腸内環境は悪化します。炭水化物を食べないダイエット法もありますが、そうすることで炭水化物に含まれる食物繊維も摂れなくなり、腸内環境は悪化し、
腸内細菌のえさとなる栄養素も不足するので、肌荒れや免疫力の低下などにつながるといわれています。
2.さつまいもに含まれる炭水化物量
*七訂食品成分表より
食品名 | 炭水化物(g) | 糖質(g) | 食物繊維(g) |
塊根 皮むき 生 | 31.9 | 29.7 | 2.2 |
塊根 皮むき 蒸し | 31.9 | 29.6 | 2.3 |
塊根 皮むき 焼き | 39.0 | 35.5 | 3.5 |
塊根 皮つき 生 | 33.1 | 30.3 | 2.8 |
塊根 皮つき 蒸し | 33.7 | 29.9 | 3.8 |
塊根 皮つき 天ぷら | 38.4 | 35.3 | 3.1 |
(100 g あたり)
3.さつまいもと他の食品との炭水化物量の比較
3-1.ご飯
炭水化物量:37.1g、食物繊維総量:0.3g(100 g あたり)
ご飯はやきいもより炭水化物量が少ないですが、食物繊維量も少ないです。
これは、体内で消化・吸収される炭水化物量が同じ100g食べたときにご飯のほうがカロリーが多いということですね!
3-2.食パン
炭水化物量:46.7g、食物繊維総量:2.3g(100 g あたり)
食パンの炭水化物量はやきいもに比べても多く見えますよね。
しかし、先ほどのご飯に比べると食物繊維量は多いんですね!
その他にも、食パンにはさつまいもや、ご飯にも含まれていないバターや牛乳が入っているので、その点ではたんぱく質や脂質を取れて単品で高エネルギーを摂取することができますね!
3-3.うどん
炭水化物量:56.8g、食物繊維総量:1.2g(100 g あたり)
うどんは炭水化物量が多いのに食物繊維が少ないですよね。
これは胃腸が弱っているときなどにおすすめの主食です。
消化されにくい食物繊維がたくさん入ったものを食べるよりも、食物繊維が少なくて消化されやすいものが高効率に体のエネルギーになってくれるからです。
でも、ダイエットの時には麺類は避けたほうがいいですね!
4.さつまいもはダイエットに向いている?
さつまいもは他の主食に比べて炭水化物量がたくさん入っておらず、食物繊維が多い傾向にあります。
なので、満腹感が得られやすくダイエットに向いていると注目を集めています。
さつまいもは他の主食に比べて炭水化物量が低いので、カロリーもやや低いです。
その点もダイエットに向いているポイントですね!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
炭水化物は体の重要な役割を担っている食材でしたね。
美容にも気を付けながら健康的に痩せるためにはさつまいもを1日1食主食と置き換えるだけで実践することができます。
簡単にきれいになれるので、是非試してみてください!
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