準完全栄養食といわれる程いろんな栄養素が入っているさつまいも。犬が食べても大丈夫な野菜の1つで、甘みが強いので好んで食べるわんちゃんも多いのだとか。
この記事では、さつまいもを犬に与える注意点や、犬が食べることによるメリットを紹介します!
最後に、愛犬の喜ぶレシピも紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
1. 結論!犬はさつまいもを食べても大丈夫!
さつまいもは甘さが強く人の好きな野菜でもありますが、犬も好む食材のひとつであり、食べても大丈夫です!
同じイモ類のじゃがいもと比較するとカロリーはやや高めですが、準完全栄養食品といわれるほど栄養価の高い食材でもあります。
ビタミンCによる免疫力アップやアントシアニンによるアンチエイジング効果、さらに、さつまいも切ったときに出てくる白い液体の「ヤラピン」は、食物繊維と相乗効果で整腸効果も期待できます。
2. 与えるときの注意点
2-1. 生の状態はNG。火を通したものを冷ましてから与えよう
生のさつまいもは消化が悪く、下痢や嘔吐の原因になるため加熱をするようにしてください。皮や皮の付近に栄養素が含まれているので、皮ごと与えることがベストですが、お腹を壊しやすい愛犬には取り除くことをおすすめします!
また、加熱したさつまいもをアツアツのまま与えることは控えましょう。犬は意外にも猫舌なので、アツアツを食べればヤケドをしてしまう可能性がありますので、冷ましてから与えるようにしましょう!
2-1. 1日の給餌量の最大 1/4 を目安にしよう
やきいも(皮つき)のカロリーは100gあたり164kcalとやや高めのカロリーなので、与えすぎると肥満を招いてしまいます。
与える量は、多くても1日の給餌量の最大 1/4 を目安にしてください。5kgくらいの小型犬なら25g、30kgだと100gくらいが目安になります。
(※やきいもや、蒸したいも、茹でたいもなどの場合)
おいしそうに食べるから、という理由であげすぎてしまわないように注意しましょう。さつまいもの糖分や食物繊維で下痢をしてしまうこともありますので注意が必要です。
2-2. 人間用に調理されたものは与えない
犬を飼われている方からすると当たり前かもしれませんが、人向けに調理されたものは与えないようにしましょう。犬に対してわかりやすい悪影響が確認されていないとしても、人向けの料理は犬にとっては味が濃いものが多く、肥満になりやすくなるものが多いです。
さつまいもが好きな犬は多く、与えると喜んでバクバクと食べる犬も多いですが、長生きしてもらうためにも食事は飼い主がきちんと管理するようにしましょう。
3. 犬用のさつまいもレシピ
3-1. さつまいもチップ
3-1-1. 材料
○さつまいも・・・1/2本
3-1-2. 作り方
①さつまいもを薄くスライスする。(気になる人は、水にさらしてアク抜きを!)
②クッキングシートをしいた天板にならべてオーブンでパリッと焼けば完成!
<ヒト用のレシピはこちら>
3-2. さつまいもスティック
3-2-1. 材料
○さつまいも・・・1本
○片栗粉・・・大さじ1
○水・・・適量
3-2-2. 作り方
①茹でたさつまいもを潰してこねて、片栗粉と水を少し加えて耳たぶほどの固さにします。
②平らにのばして型をとるか、もしくは、スティック状に形成します。
③150~170度に予熱したオーブンで15~20分焼けば完成!
<ヒト用のレシピはこちら>
3-3. さつまいもボーロ
3-2-1. 材料
○さつまいも・・・100~120g
○片栗粉・・・大さじ2
○水・・・大さじ1
3-2-1. 作り方
①さつまいもの皮をむき、茹でてマッシュした後、片栗粉と水を加えてよく練る。
②オーブンは170℃に予熱を始めて、天板にクッキングシートを敷く。
③①を小さいボール状に丸め、天板にならべていく。
④予熱しておいたオーブン170℃で10分、裏がえして10分焼けば完成!
4. まとめ
愛犬にとって嬉しいおやつであるさつまいも!
喜んで食べる愛犬も多いと思いますが、量には十分注意しましょう。
体質により、お腹を壊すなどといった症状がでるようであれば、いったんやめて様子をみることも必要です。
さつまいものおやつを作って、愛犬と一緒に食べてみてはいかがでしょうか?
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