Instagramや個人ブログの体験談などにも、今回フォーカスを当てるさつまいもの水栽培の具体的な情報・写真などがたくさんアップされているので、やってみたいと興味を惹かれている人は多いのではないでしょうか?
そこで今回は、そもそもさつまいもの水栽培がどんなものか、知っておきたい手順や注意ポイントをまとめながら、気になる詳細をわかりやすくご紹介していきます!
目次
1.水栽培とは
『水栽培』という言葉はよく目にしたり耳にすることがあるのですが、具体的な意味については、まだまだ知られていないことが多いかもしれませんね。
水栽培は、植物の茎や根の一部分を水にひたし、発芽や発根させる栽培方法のひとつとして知られています。
今ではちょっとしたトレンドになっている水栽培は、はじめての方にでもカンタンなノウハウで実践することができ、場合によっては、ナチュラルで癒しのインテリアアイテムとして楽しむ人も増えています。
水栽培は、このネーミングからもイメージできるように、土を一切使わず、水だけを使い、その水の中に植物の一部分を浸して栽培する方法となり、閉鎖的な環境での栽培するため、害虫などが付きにくく、フレッシュなままの野菜などを作ることができ、環境にも安心・安全!
植物の生命力を水のみで活かす水栽培は、一見同じように見えてしまう水耕栽培との大きな違いがあるんです。
まず、水耕栽培の場合は、水に必要な肥料を溶かした水溶液で植物を育てる方法。代わって水栽培の場合は、この水耕栽培をよりカンタンなステップにした栽培法のことをいうため、自宅にいながらでも楽しみながら行うことができるのです◎
2.さつまいもは水栽培ができる?
シンプルな方法なのに、とても奥が深い水栽培。一般的には、野菜全般を水栽培にて育てていくことができるので、もちろんさつまいもでのこの方法を楽しむことができます。
ここでは、さつまいもを水栽培に活用すると、どんな変化や成長が楽しめるのか、意外に知られていなかった詳細をまとめてご紹介しましょう!
2-1.さつまいもを水栽培にすると…!?
わたしたちにとって身近な食品であるさつまいも。実はさつまいもは、植物の中でも優れた生命力を誇っているため、一部分はもちろん、まるごと水に浸けておいても発芽・発根する特徴があります。
さつまいもの水栽培での発芽・発根までには、わずか3週間程度の期間となり、さらに1週間程度が経過すると、鮮やかなグリーンの緑の葉が出てくるため、ちょっとしたインテアリアアイテムとしての楽しむことができます。
2-2.さつまいもを水栽培したら、食べられるの?
さつまいもの水栽培にこれからチャレンジしようとしているみなさんは、やっぱりこの方法でさつまいもが食べられるのか・食べられないのか?といったポイントがイチバンに気になるのではないでしょうか?
水栽培では、育てた植物を最終的に美味しく食べることを目的にしている人も多いので、水栽培によってさつまいもも、他の植物と食べられたら、とても理想的ですよね。
実はさつまいもの水栽培は、残念ながらこの栽培方法では実がならず、食べることができません。
さつまいもはそもそも、土と他の肥料によって育っていく植物となっているため、似たような食品であるジャガイモやさといもも同じように、水栽培だけでは実を成すことができません。
ですが、さつまいもは芽や葉を食べることができるので、食用として水栽培を楽しむことが可能なんです!
3.さつまいもを水栽培で育てる方法
水栽培でさつまいもを食べることができなくても、観葉植物やインテリアアイテムとしての楽しみ方はたくさんあるんです。
人工的なカラーやデザインが施されたインテリアアイテムよりも、自然の奥深さや豊かさを感じられて、環境にもやさしいさつまいもの水栽培であれば、きっと今までには実感できなかったやりがいや楽しさを感じられることでしょう♪
カンタンでナチュラル、見ているだけで癒されるさつまいもの水栽培について、ここからは具体的なやり方、準備するアイテムや注意点についてじっくりとチェックしてみましょう。
3-1.さつまいもの水栽培で用意・準備するアイテムとは?
それでははじめに、さつまいもの水栽培の基本のステップ、準備・用意する具体的なアイテムについてまとめてみました。
・深みのあるガラスの容器(好みによって陶器などの容器でもOKです◎)
・さつまいも:1本~(好みによって適宜増減してOKです◎)
・新鮮な水(さつまいもが1~2㎝程度浸せるくらいの量がベスト)
さつまいもの水栽培に必要なアイテムは、自宅にひとつはあるアイテムが多いので、余計なコストをかけずに手軽にカンタンに準備することができますね♪
3-2.さつまいもの水栽培の方法とは?
続いては、さつまいもの水栽培の基本的な方法についてじっくりとチェックしてみましょう。
まず、用意したガラスの容器に合うよう、さつまいもを適度な大きさにカットします。そして、さつまいもをカットした部分を下にして、容器の中の水に浸しましょう。
このとき、さつまいも全体を水につけるのではなく、1~2㎝程度を浸すだけで十分◎
ここまでのステップが完了したら、お部屋の中でもっとも日当たりの良い場所に置き、発芽からの変化を楽しみにお過ごしくださいね。
3-3.さつまいもの水栽培に注意点が!?押さえておきたいポイント!
とてもシンプルなステップ、誰もがカンタンにできるさつまいもの水栽培ですが、いくつかの注意点があります。
さつまいもの水栽培の押さえておきたい注意点は、
・水を取り換える頻度
・発芽後のお手入れ
・茎のお手入れ
といった3つのポイントがあります。
まず、さつまいもの水栽培に使う水は、長期間同じままにしてしまうと、腐敗につながるトラブルが…。
さつまいもの水栽培の水が腐ってしまうと、衛生面でのリスクが増えてしまうため、いつもフレッシュなままのさつまいもの水栽培を楽しめるよう、水は毎日忘れずに取り換えるようにしましょう。
さつまいもの水栽培の水を取り換えるタイミングは決まっていないのですが、自身で時間を決めておくことも、忘れずに水を新鮮な状態に変えるための秘訣になります。
また、さつまいもの水栽培は、その後いろいろなパーツから発芽していくため、観葉植物やインテリアアイテムとして楽しむ場合には、伸びすぎたり増え過ぎた不要な芽を取っておくと、残った芽の成長がスムーズになりますよ。
水栽培のさつまいもの茎は、蔓のような状態でどんどん伸びていくため、容器の大きさとのバランス、見た目をキレイにキープするためにも、選定が必要になることもあるそうです。
また、さつまいもの水栽培は、発芽した芋を新鮮な土のある地面に植えると、もっと大きく成長し、実がなることもあるといわれていますよ。
まとめ
いかがでしたか?
さつまいもの水栽培は、さつまいもをついつい多く購入し、食べきれずに余ってしまった場合でも、ムダにすることなく水栽培にシフトして楽しめるメリットもあるんです。
さつまいもの水栽培をきっかけに、今までよりも癒しの時間を楽しんだり、他の植物での水栽培にステップアップする、そんなひとときを充実して過ごせたら、とてもステキですね♪
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