さつまいもは根の部分を食べるのが一般的ですが、実は茎の部分も食べられるのを知っていましたか?
家庭菜園などで育てていたら、いもの部分と合わせて茎の部分も収穫できて一石二鳥ですね!
今回はさつまいもの茎の部分の栄養と食べ方をご紹介します!
目次
1 さつまいもの茎って食べれるの?
上記の通り、さつまいもの茎は食べられます!
強いクセも少なく、食べやすい食材で、農家さんたちの家庭では昔から食べられている食材だそうです。
2 さつまいもの茎に含まれる2つの主な栄養素
2-1 食物繊維
さつまいも自体に食物繊維が多いことは有名ですが、茎にも食物繊維は多く含まれています。
食物繊維は、消化・吸収されない栄養素で、大腸を刺激し、排便をスムーズにすることで腸がきれいになります。
2-2 水溶性ビタミン
水溶性ビタミンとは、水に溶けやすいビタミンのことで、ビタミンCやビタミンB群のことを指します。
さつまいもの茎には、ビタミンCやビタミンB6が豊富に含まれているといわれています。
ビタミンCは体の細胞同士を結ぶコラーゲンを作るのに不可欠な栄養素で、皮膚や粘膜の健康維持に役立つ他、カルシウムやミネラルの吸収を促進する働きがあります。
ビタミンB6は、皮膚や髪の毛、歯を健康にし、成長を促進する作用があるといわれており、免疫機能を維持するのに必要な栄養素です。
3 さつまいもの茎を使ったおすすめレシピ2選
3-1 さつまいもの茎のおひたし
3-1-1 材料
さつまいもの茎 長さ10cm程度のものを10本ほど
塩 1つまみ
しょうゆ 大さじ1
和風だし(顆粒) 小さじ1
酒 大さじ1/2
3-1-2 手順
①鍋に湯を沸かし、沸騰したら塩を入れる。
②さつまいもの茎を3~4cmほどに切り、1分~1分半ほど茹でる。
③お湯からあげたら、冷水で締める。粗熱がとれたら、水分をなるべく絞り、キッチンペーパーで水分を拭き取る。
④しょうゆ、和風だし、酒を混ぜて、そこに③を浸す。
⑤皿に盛って完成!
3-1-2 コツ
お湯からあげたときにすぐに冷水で締めるのと、④で長くつけすぎないことがポイントです!
味が濃くなりすぎないように、サッとからめたらすぐに引き上げましょう。
3-2 さつまいもの茎のきんぴら
\写真付きの詳しいレシピはこちらから/
3-1-1 材料
さつまいもの茎 長さ10cm程度のものを10本ほど
ごま油 適量
★しょうゆ 大さじ1と1/2
★みりん 大さじ1
★酒 大さじ1
★砂糖 大さじ1
★唐辛子 1ふり
3-1-2 手順
①さつまいもの茎の皮を剥いて、水につけてのアク抜きをする。
②さつまいもの茎を3~4cmに切る。
③フライパンにごま油を入れて、水を切ったさつまいもの茎を強火で1分炒める。
④強火のまま①を加えて、焦げないように混ぜながら水分を飛ばす。
⑤水分がなくなってきたら火を止めて、盛り付けて完成
3-1-2 コツ
さつまいもの茎にもさつまいも同様アクがあるので、皮を出来る限り剥いて水にさらし、アク抜きしてからきんぴらにすることがコツです!
まとめ
○さつまいもの茎は食べられる。
○さつまいもの茎に含まれている栄養素は主に、食物繊維と水溶性ビタミン。
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