秋が旬のさつまいも。料理にもスイーツにも大活躍のさつまいもは、レシピも多く飽きない食材の一つです。
さつまいもは生鮮食品のため、賞味期限の表示がありません。
さつまいもをおいしい状態で食べるためにも、賞味期限の目安を知りたいところ。
そこで今回は、さつまいもの賞味期限や保存方法、傷んでしまったさつまいもを見分ける方法などをくわしくご紹介します。
目次
1.さつまいもの賞味期限はどれくらい?
さつまいもの賞味期限は、さつまいもの状態によって変わってきます。
まるごと1本のさつまいもでも、スーパーで売られているものと土付きのさつまいもは違うのです。
さつまいもの賞味期限を状態別に見ていきましょう。
1-1.スーパーで購入したさつまいもの賞味期限
スーパーで売られているさつまいもは、一般的に土が落とされてきれいに洗われていることがほとんど。洗ったさつまいもの賞味期限は、常温で1週間前後です。
1-2.掘り起こした土付きのさつまいもの賞味期限
掘り起こしたばかりの土付きのさつまいもの賞味期限は、常温で1~3ヶ月程度です。保存状態がいい場合は、半年もつことも。
1-3.切ったさつまいもの賞味期限
カットしたさつまいもの賞味期限は、冷蔵庫で2~3日です。冷凍すると1ヶ月程度保存することができます。
1-4.調理済みのさつまいもの賞味期限
調理済みのさつまいもの賞味期限も、カットしたときと同様に冷蔵庫で2~3日です。調理方法によりますが、冷凍できる料理の場合は1ヶ月程度保存することができます。
2.さつまいもの保存方法
さつまいもは、寒い場所が苦手な食材です。
そのため、丸ごと1本保存するのであれば、常温がおすすめ。夏場など気温が高い季節は、野菜室で保存しましょう。
1本ずつ丁寧に新聞紙で包み、風通しのいい冷暗所に置きます。
カットしたものや調理済みのものを冷凍保存するときは、空気に触れないように保存袋やタッパーなどにしっかり入れましょう。
さつまいもの保存方法について、くわしく知りたい方はこちらをチェックしてください。
3.腐って食べられなくなってしまったさつまいもの特徴
賞味期限が長くても、保存状態が悪いと腐ってしまいます。腐って食べられなくなってしまったさつまいもの見分け方を覚えておきましょう。
3-1.やわらかくぶよぶよしている
さつまいもを持ったときに、やわらかくてぶよぶよしている場合は、中まで腐っています。この状態になってしまうと食べられないため、すぐに処分しましょう。
3-2.皮がシワシワになっている
皮がシワシワの状態のさつまいもは、水分が抜けています。
やわらかくてぶよぶよしていたり、黒ずみがあったり、他にも腐っているサインがある場合は食べられませんが、シワシワになっているだけであれば、食べられることも。
ただし、味や風味は落ちてしまっているため、早めに食べるようにしましょう。
3-3.皮が濃い茶色や黒くなっている
さつまいもの皮が濃い茶色や黒くなっている場合も、腐っている証拠。
このような状態になると、異臭をはなつことも。食べられないため、処分しましょう。
切って時間が経つと断面が黒くなるのは、さつまいもに含まれるヤラピンという成分が、空気に触れて酸化した状態なので、こちらは食べることができます。
3-4.カビが生えている
さつまいもに白や緑のふわっとしたものが付着している場合は、カビが生えています。
カビは洗うと落ち、切ったときに見た目は問題なさそうに見えますが、中まで浸透している可能性も。
一部であれば、カビの生えた部分を切り落として食べられることもありますが、全体に生えていた場合は諦めましょう。
まとめ
さつまいもは、長期保存が可能な食材ですが、土を落としてしまうと賞味期限が早くなります。
スーパーで売られているさつまいもは、なるべく早めに使い切り、余ってしまったときは冷凍保存にするといいでしょう。
常温で長期保存ができる食材でも、保存状態が悪いと腐ってしまいます。さつまいもの場合、やわらかくなってしまったり、変な色をしていたり、カビが生えてしまったときは腐っている証拠なので気をつけましょう。
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