さつまいもの定番料理の一つでもある大学芋。おかずとして食卓に並ぶこともあれば、おやつとして楽しむ人も多いでしょう。
大学芋が余ったときはラップをかけたり保存容器に入れたりして、冷蔵保存をするだけでいいのでしょうか。
おいしい状態の大学芋を楽しむために、正しい保存方法をくわしく解説します。
1.大学芋は冷蔵保存では日持ちしない
大学芋は一般的に日持ちしません。家で作ったものも市販のものも、冷蔵保存では2日程度で食べきった方がいいでしょう。
保存する際は、水分が漏れないように保存容器に入れてしっかりと密閉してください。
2.大学芋は冷凍保存がおすすめ
大学芋を日持ちさせたい場合は、冷凍保存がおすすめです。冷凍保存であれば2~3週間の保存が可能になります。
大学芋が冷めたら、保存容器に入れて冷凍庫へ入れるだけでOKです。
解凍する際は、冷蔵室へ移すだけ。半解凍にするとアイス感覚で楽しめますよ。また、冷凍保存をする際は、大学芋を作るときに一工夫するのがポイントです。
砂糖ではなくハチミツを使用する、砂糖を使用する場合は少量の酢を加えることで、蜜が固まりにくくなり、解凍したときにとろっとした食感が保たれます。
冷凍するときは、大学芋を油で揚げて作ると解凍した際にパサパサした食感になってしまう恐れがあるため、少量の油で炒めるか電子レンジやオーブンで加熱するといいでしょう。
3.大学芋の常温保存はNG
大学芋の常温保存は絶対にNGです。
菌は種類にもよりますが、一般的に20度以上になると活発に繁殖を始めるといわれています。お弁当に入れる際なども気をつけてくださいね。
4.腐って食べられなくなった大学芋の特徴
大学芋が腐ると、以下のような特徴が現れます。
- 白いカビが生える
- 表面がネバネバとしている
- 酸っぱいような変なニオイがする
- 酸っぱい味がする
元々蜜がかかっているため、ネバネバとしている大学芋ですが、腐ったときはさらに粘りが強くなります。腐った大学芋はニオイも味も変化するため、すぐに気づけるでしょう。
まとめ
大学芋は基本的に日持ちしない食べ物です。
腐った大学芋は、見た目もニオイも味も変化します。誤って食べてしまったときは味の変化でわかるため、すぐに吐き出しましょう。
余ってしまったときは、冷蔵保存よりもおいしい状態を長く保てる冷凍保存がおすすめ。
最初から多めに作って冷凍保存をする場合は、砂糖をハチミツに変えるなど、解凍してもおいしい調理方法を心がけてみてください。
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