焼き芋でダイエットができると聞いたことはありませんか?
「焼き芋は甘いし、逆に太りそうな気がする…」と疑ってしまう人もいるかもしれません。
しかし、焼き芋は栄養素も多く含まれており、効果的にダイエットを行うことができる強い味そこで今回は、焼き芋のカロリーやダイエットにおすすめの理由、効果的な摂取方法などをくわしく解説します。
目次
1.焼き芋のカロリー
焼き芋1本あたり(300g)のカロリーは489kcal。白米の場合、お茶碗2杯分に相当します。
ご飯よりもカロリーが高いのに、ダイエットに効果的といわれる理由が気になりますよね。
なぜダイエットに適しているといわれているのか、くわしく見ていきましょう。
(出典元:カロリーSlim)
2.焼き芋がダイエットにおすすめな理由
ご飯1杯よりもカロリーが高い焼き芋が、ダイエットに適しているといわれる理由は、豊富な栄養素がさまざまな効果をもたらしてくれるからです。
焼き芋がダイエットにおすすめの理由を具体的にご紹介します。
2-1.お通じの改善
焼き芋に含まれる不溶性食物繊維やヤラピンは、お通じを改善してくれます。
不溶性食物繊維は便のかさを増し、腸の動きを活発にすることで、便秘の解消が期待できるのです。
焼き芋には100gあたり、3~4gの食物繊維が含まれています。
2-2.血糖値の上昇が緩やか
焼き芋は低GI食品のため、食後の血糖値の上昇が緩やか。
GI値が高いと、食後に血糖値が一気に上がり、下げるためにインスリンが分泌されますが、エネルギーとして使用されなかった糖質を中性脂肪に変えてしまいます。
焼き芋は糖質があるものの、インスリンの分泌を抑えることができるので、中性脂肪がつきにくいのです。
2-3.腹持ちがいい
焼き芋は満腹感を感じやすいことも、ダイエットに適しているといわれる理由の一つ。
焼き芋に含まれている水溶性食物繊維は、水を吸収して膨張するため、胃に長くとどまりゆっくりと消化されていきます。
どうしても間食をしたくなってしまったときにも焼き芋がおすすめです。
3.ダイエットに効果的な焼き芋の食べ方
焼き芋に限らず、ダイエットに適している食べ物でも、摂取しすぎたり、タイミングを間違えたりすると、効果は期待できません。
ダイエットに効果的な焼き芋の食べ方も覚えておきましょう。
3-1.主食のご飯に置き換える
ダイエットを効果的に行うのであれば、主食を焼き芋に置き換えるのがポイント。
焼き芋は決してカロリーが低いわけではないため、主食も一緒に摂ると食べすぎになってしまうことも。
おすすめは朝か昼。糖質がエネルギーに変わりやすく、脂肪になりにくいからです。
夜しか摂取できない場合は、遅い時間にならないこと。また、脂質の摂りすぎにも気をつけ、栄養バランスを考えた食事にしましょう。
3-2.冷やしてから食べるのがおすすめ
さつまいもに含まれているでんぷんは、冷やすとレジスタントスターチに変わります。
レジスタントスターチは難消化でんぷんと呼ばれており、食物繊維と同じような作用が期待できるため、腸内環境が整い、ダイエット効果が高まるのです。
4.焼き芋ダイエットの注意点
4-1.食べすぎに注意
焼き芋は栄養素が高いからといって、たくさん食べてもいいわけではありません。1日の摂取量は1/2本(150g)ほどが目安です。カロリーは決して低くはないため、食べすぎには注意しましょう。
焼き芋にぴったりなバターなどを一緒に摂取すると、脂質も多く取ってしまうので気をつけましょう。
4-2.栄養バランスに注意
焼き芋は栄養が豊富です。しかし、焼き芋だけでは充分な栄養を摂ることはできません。
痩せるからといって、一つの食材に偏る人がいますが、焼き芋だけを摂取してずっと暮らすことはできませんよね。栄養バランスに注意して、習慣化することが大切です。
まとめ
焼き芋は、栄養豊富な食品で、お通じの改善や腹持ちもいいため、ダイエット効果が期待できます。
ただし、カロリーは低いわけではないため、主食に置き換えたり、摂取量を守ったりと工夫する必要があります。
また、ダイエットに効果的だからといって、焼き芋だけで食事を済ませるのはよくありません。バランスのいい食事を心がけましょう。
ぜひフォローをお願いします。