さつまいもって、やきいもにするから切らないのでは?と思っていませんか?
さつまいもはいろんな料理を作ることができる野菜です!
さつまいもの切り方によって煮崩れを予防したり、料理の味がしみ込みやすくなったりします。
また、厚みを変えることでカリカリ食感にもホクホク食感にもすることができます。
それでは、さつまいもの切り方を見ていきましょう!
目次
1 切る前にしておくこと
1-1 水洗い
スーパーで購入する際のほとんどの場合は一度洗浄されているので手で軽く水洗いするだけで十分です。
芽の部分に土がたまっている場合があるので、そこは重点的に洗いましょう。
土付きの場合はボウルに水を張り、やわらかいスポンジまたは手等でやさしく洗います。
さつまいもの皮はデリケートなので強くこすったり固いスポンジ等でこすると皮がはがれてしまうので、
できるだけやさしく洗うことで赤い皮が美しい状態で調理することができます。
1-2 水に付ける
さつまいもは酸化して黒っぽくなりやすいので切ってすぐに水に漬けます。
黒くなる原因は、さつまいもに含まれるヤラピン(切った面から出てくる白い液体)やポリフェノール類によって酸化が起こることによって、部分的に黒く変色することがあります。
空気に触れてから時間がたって酸化が進み起きてしまうので、水に漬けることで酸化を予防することができます。
酸化を予防することで仕上がりがきれいな料理を作ることができます。
1-3 皮を剥く
皮や皮付近には食物繊維やヤラピンなどの栄養素がいろいろ詰まっているので、基本的には皮は剥かない方がおすすめです。
でも、芋きんとんやおいもラテなど色味や口当たりを大切にする料理の場合は剥きましょう。
皮から約3cm位のところに食物繊維が多く含まれているので、皮を厚めに剥くことで色味がよく口当たりが良いものを作ることができます。
2 料理別!さつまいもの正しい切り方
2-1 さつまいもスティック
スティック状のカットは、フライドポテトやバーニャカウダ、大学いもにするのがおすすめです。
17mm位の厚さに切るとホクホクになり、7mm位の厚さに切るとカリカリになります。
用途に合わせてお好きな厚みを見つけてみてください。
★方法
① まずは斜めに輪切りにします。
そのまま輪切りにしてもいいですが、斜めに輪切りにすることで長さを出すことができます。
② 輪切りにしたさつまいもを拍子切りして出来上がり!
2-2 さつまいもの角切り
さつまいもの角切りはサラダやトッピングにおすすめの切り方です。
皮を残して角切りにすることで色合いがきれいな角切りを作ることができます。
★方法
① さつまいもを輪切りにします。(料理に応じたさつまいもの厚さにしましょう。)
② 輪切りにしたさつまいもを拍子切りにします。
③ ステイック状になったものを横にして端からサイコロ状になるように切って出来上がり!
2-3 さつまいもの輪切り
さつまいもの輪切りはさつまいもチップやキッシュやスープやお味噌汁におすすめの切り方です。
スープやみそ汁など、長時間炊きながらかき混ぜる料理は実と皮が崩れやすいので、輪切りなど皮が周囲についている切り方がおすすめです。
★方法
① さつまいもを横に寝かして料理に応じた厚さに切って出来上がり!
2-4 さつまいもの乱切り
さつまいもの乱切りは揚げびたしや大学いもなどの揚げてから味を付ける料理におすすめの切り方です。
断面が広くなることが特徴の切り方なので味がしみ込みやすくなります。
★方法
・細いさつまいもの場合
① ヘタを切り落として、端から斜めに包丁を入れて切ります。
② さつまいもを手前に回転させて切った面が上に来るように90℃回転させてから、包丁の角度は変えずに斜めに切ります。
③ この切り方を繰り返すことでさつまいもの乱切りをすることができます。
・太いさつまいもの場合
① 縦に4等分又は2等分に切ります。
② 切り口を下にして斜めに切ります。
③包丁の角度を変えて斜めに切ります。70~90度くらい包丁の角度をかえるのがおすすめです。
*包丁の角度次第で好きな形にできるので、色んな角度を試してみるのもいいですね!
まとめ
さつまいもは調理法によって切り方を変えることで、さつまいものホクホク食感を引き出したり、味をしみこみやすくしたりすることができます。
さらに、煮崩れを防いだりすることもできることがわかりましたね!
切り方によって食感も変わるので、調理法にとらわれずに色々な切り方を試してみるのはいかがでしょうか。
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