
ダイエットにいいと聞くさつまいも。筋トレにも効果的と聞いたことがある人もいるのでは?
ダイエットは体重を減らすことが目的ですが、筋トレにも効果的となれば、引き締まった身体を目指すボディメイクをしている人も積極的に取り入れたいですよね。今回は、さつまいもは筋トレに効果があるのか、またどのような食べ方をすればいいのかなどを詳しくご紹介していきます。
目次
1.筋トレする人にさつまいもがおすすめな理由
結論からいうと、さつまいもは筋トレする人におすすめの食材といえます。
実際にボディビルダーなどプロもさつまいもを上手に活用しています。筋トレする人にさつまいもがおすすめの理由は、主に4つあります。
1-1.GI値が低い
GIとはグライセミック・インデックスの略。GI値とは、食後の血糖値の上昇を示す数値のことです。
つまり炭水化物の吸収速度を表しており、GI値が高ければ血糖値が急激に上がりやすいといえます。
血糖値が上がると、下げるためにインスリンというホルモンが分泌されますが、筋肉だけではなく、余ったインスリンは体脂肪を合成する働きがあります。過剰なインスリンが出るのは筋トレをする人にとっては避けたいこと。
そのため、GI値の低いさつまいもは、体脂肪の蓄積を防ぐ効果が期待でき、さらに消化吸収に時間がかかるので腹持ちもよく、筋トレやダイエットにおすすめなのです。
1-2.食物繊維が豊富
食物繊維には種類があり、水に溶ける水溶性食物繊維と、水に溶けない不溶性食物繊維があります。さつまいもには、不溶性食物繊維が豊富です。
不溶性食物繊維は、便のかさを増やし、腸の動きを活発化させるため、便秘の改善にも繋がります。
幸せを感じるセロトニンというホルモンは、約9割が腸から分泌されるといわれています。腸内環境が整うと幸福度が高まるため、やる気も出て筋トレにも効果が期待できるでしょう。
1-3.カリウムやビタミン、ミネラルが豊富
さつまいもは食物繊維だけではなく、カリウムやビタミン、そしてミネラルも豊富です。とくにビタミンCは、りんごの約10倍といわれています。
ビタミンCは筋トレをしている人にとって、大切な栄養素。ビタミンCが不足すると、筋肉が萎縮してしまうので、筋トレに悪影響を及ぼします。
カリウムは塩分の排出を助けてくれるので、むくみの解消にもつながりますよ。
1-4.脂質が少ない
さつまいもは脂質が少ないのもうれしいポイント。
甘味を感じるのに低脂質なのは、ありがたいですよね。筋トレ中の人は、間食でお菓子を食べるのであれば、さつまいもにした方がいいでしょう。
2.筋トレにおすすめのさつまいもの食べ方
さつまいもは調理方法によって、栄養やGI値に変化があります。そのため、さつまいもを食べさえすればOKというわけにはいきません。
筋トレにおすすめのさつまいもの食べ方をチェックしておきましょう。
2-1.さつまいもは「蒸す」か「煮る」がおすすめ
筋トレにおすすめのさつまいもの調理方法は「蒸す」または「煮る」ことです。
また、皮がある方が食物繊維やビタミンCなど、栄養素を豊富に摂取することができます。
干し芋もおすすめだが、食べすぎに注意
干し芋も持ち運びしやすく小腹が空いたときに便利なため、筋トレにはおすすめですが、高カロリーなので食べすぎには注意しましょう。ビタミンCが豊富なので、お菓子の代わりにつまむ程度が理想です。
2-2.焼き芋はおすすめできない理由
さつまいもに含まれているでんぷんは、焼き芋にすると「麦芽糖」という成分に変化します。麦芽糖に変化すると、GI値が約1.5倍に増えてしまいます。
焼き芋は高GI値食品となってしまうので、筋トレには向かないのです。
3.おいしいさつまいもの見分け方
3-1.表面が整っているもの
おいしいさつまいもは、皮の色が濃く、均一で鮮やかです。ツヤがあり、表皮に凸凹や傷、斑点がないものを選びましょう。
品種によって多少異なりますが、形はふっくらと太いものがいいですよ。持ったときに重量感がある方がいいでしょう。
3-2.ひげ根が少ないもの
さつまいもはひげ根が少ない方がおいしいといえます。左右上下に均等にひげ根があるものがおすすめです。
まとめ
さつまいもはダイエットのみならず、筋トレにもぴったりの食材です。
ただし、調理方法によって、高GI・高カロリーな食品になることもあるので注意しましょう。
購入するときは、見た目がきれいなさつまいもを選んでくださいね。
筋トレのお供にさつまいもを活用してみましょう!
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