さつまいもを長く置いていて、腐っているかどうか迷ったことはありませんか?
腐ったさつまいもの見分け方は「黒く変色」「異臭」「ブヨブヨ」「シワシワ+変色」の4つのサインで見分けられます。この記事では、見分け方と長く保存する方法を詳しく解説します。
1.腐ったさつまいもの見分け方一覧表
腐敗のサインと食べられるかどうかを、一覧表にまとめました。
| サイン | 状態の詳細 | 食べられる? |
|---|---|---|
| 黒く変色 | 表面が広範囲に黒い | ✕(ヤラピンの黒い液なら○) |
| 異臭 | 酸っぱい臭い・腐敗臭 | ✕ |
| ブヨブヨ | 触ると柔らかい・ヌルヌルする | ✕ |
| シワシワ+変色 | 水分が抜け、変色を伴う | ✕(変色なしなら○) |
2.さつまいもが腐る原因
さつまいもが腐る原因には主に温度と湿度が関係しています。
さつまいもを保存する時は14度前後が最適ですが、これよりも低すぎると低温障害となってしまい、黒い斑点ができていたり黒く変色し、腐ってしまいます。反対に温度が高すぎるとさつまいもに芽がでてきます。さつまいもの芽はさつまいもから栄養を奪っていくため、結果として味や食感が悪くなっていくため、おいしくさつまいもを食べたいときは注意が必要です。
また、さつまいもは買ってきたままの袋に入れたままなど、湿気の影響を受けやすい状態で置いておくと腐ってしまうため、新聞紙で包んで湿気対策をしましょう。
3.さつまいもが腐っているかどうかを見分けるポイント
3-1.黒く変色している

さつまいもを切る前に、大きく表面が黒く変色している場合は腐っています。
さつまいもの表面に傷がつき、そこから菌が中に入って腐ってしまっている状態です。この場合は食べられません。
ただし、表面の一部に黒くてネバネバ液が固まっているものはヤラピンというさつまいも特有の成分が染み出し、黒く変色したものです。ヤラピンは腸の働きを整えてくれる成分であり、むしろ甘くて美味しいさつまいもの証拠です。カビや腐敗ではないため、よく洗うか気になる部分の皮を剥けば、問題なく食べられます。
3-2.異臭がする

酸っぱいにおいや、腐敗臭がする場合は腐っています。
異臭がある場合は、食べないようにしましょう。
3-3.触ると柔らかくなっている部分がある
加熱前のさつまいもはハリがあり、かたい感触ですが、プニプニと柔らかくなっている部分があったら、腐っているサインです。
場合によっては、触ってみるとヌルっとしていることもあります。
3-4.表面がシワシワになり、変色している
水分が抜けてさつまいもの表面がシワシワになってくる場合があります。
シワシワの部分に変色がなければ食べられるのですが、変色している場合は腐っています。
4.さつまいもの賞味期限

さつまいもの賞味期限は、土がついていて保管状態が良い場合、おおよそ1か月程度です。
しかし、スーパーで販売されているものの多くは、洗浄されて土が落とされていることが多いので、1週間くらいを目安に食べきるのがおすすめです。
さつまいもは、土がついているものを選んで購入するのが、鮮度が長く保てるポイントです!
| さつまいもの状態 | 賞味期限の目安 |
|---|---|
| 土つき(保管状態が良い) | 約1ヶ月 |
| 洗ったもの(スーパー購入) | 約1週間 |
5.さつまいもをより長く保存する方法
さつまいもを腐らせないようにするには保存方法が大切になります。
さつまいもの保存方法について、下記の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてみてください。
さつまいもの正しい保存方法とは?長持ちのポイントを解説!
5-1.土つきで保存
さつまいもは洗ってしまうと傷みやすくなり、1週間程度しか保存がききません。
土がついている状態で保管すると1ヶ月程度保存できるので、使わないさつまいもは土つきで保存し、食べる分だけを洗うといいでしょう。
5-2.新聞紙で包む

新聞紙で包むことで、光を遮断することができ、芽が出るのを抑制できます。
新聞紙で包み、風通しの良い暗い所で保管するのがおすすめです。
5-3.常温で保管する

さつまいもの保管に適している温度は14度前後といわれています。
10℃を下回ると、低温障害という症状が起き、さつまいもが傷みやすくなります。
冷蔵庫の野菜室で保管してしまう方も多いですが、温度が低すぎるため傷む原因になります。冷蔵庫は避け、日の当たらない風通しの良い冷暗所(常温)で保管しましょう。
6.腐ったさつまいもに関するよくある質問
6-1.さつまいもの切り口が黒くなっているのは腐っている?
切り口が黒くなっている場合は、ヤラピンという成分が空気に触れて酸化した状態なので、腐敗ではなく食べられます。ただし、切り口が茶色っぽく変色してブヨブヨしている場合や異臭がある場合は傷んでいるため、食べないようにしましょう。
6-2.芽が出たさつまいもは腐っている?
芽が出るのは腐敗ではなく、さつまいもの自然な生理現象です。芽とその周辺をしっかり切り取れば食べられます。ただし栄養が芽に奪われているため、味や食感は落ちます。
6-3.低温障害とは何ですか?
さつまいもが10℃以下の環境に置かれると起こる障害で、黒い斑点やブヨブヨした状態になります。低温障害を起こしたさつまいもは傷みやすくなるため、変色した部分はカットして、早めに食べきりましょう。
6-4.さつまいもは冷凍保存できる?
カットして冷凍できます。使いやすい大きさに切って保存袋に入れ、冷凍すれば約1ヶ月保存可能です。凍ったまま調理に使えるので時短にもなります。
まとめ

腐ったさつまいもの見分け方と保存方法は、次のとおりです。
- 腐敗の4つのサイン: 黒く変色/異臭/プニプニと柔らかい/シワシワ+変色
- 賞味期限: 土つきで約1ヶ月、洗ったもので約1週間
- 長く保存する方法: 土がついたまま保存/新聞紙に包んで保存/温度を14度前後に保つ
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