旬の季節にさつまいもを見ると、おいしい焼き芋が食べたくなってしまいますよね。シンプルな料理ですが、意外と手間のかかる焼き芋。
おいしい焼き芋を家で作りたくても、蒸し器やトースターがないと無理なのではないかと諦めていませんか?
そこで今回は、電子レンジで簡単にできる、おいしい焼き芋の作り方をご紹介します。
1.さつまいもの甘味を引き出すためのポイント
さつまいもの甘味を引き出すポイントは、ゆっくりと加熱すること。
さつまいもにはβアミラーゼというでんぷん分解酵素が含まれており、加熱するとでんぷんを麦芽糖に変えるため甘くなるのです。
甘味を引き出すためには、麦芽糖が生成される温度である65~80℃を保つことがポイントといえます。
2.電子レンジでのおいしい焼き芋の作り方
電子レンジでおいしい焼き芋を作るには、70℃まで一気に加熱したあとに、70℃をキープしてゆっくりと温めることがポイント。早速作り方を見ていきましょう。
用意するもの
- さつまいも(1本)
- ペーパータオル
- ラップ
- 竹串
作り方の手順
- さつまいもをきれいに水洗いし、濡らしたペーパータオルに乗せ、全体を包んでください。さらに上からラップで隙間なく包みます。
- 電子レンジ600Wで1~2分加熱します。その後、200Wで8~10分ほど加熱しましょう。200Wの設定がない電子レンジは解凍機能を使用してもOKです。
- ラップとペーパータオルを外し、厚みのある部分に竹串がすっと通れば完成です。固い場合はラップとペーパータオルを戻し、電子レンジ200Wで30秒ずつ加熱をプラスして様子をみてください。
3.食べきれない焼き芋は冷凍して絶品アイスに!
電子レンジで焼き芋が作れるからといってついつい作りすぎてしまったり、大量のさつまいもの消費に困ったりしたときには、焼き芋を冷凍しましょう。
1本丸ごとであれば、電子レンジで温め直して焼き芋として楽しむこともできますが、凍った焼き芋は絶品アイスになります。
焼き芋を食べやすい大きさにカットして、ラップに包んで保存袋に入れて冷凍するだけ。
食べるときは常温で5分ほど解凍すれば、すっとスプーンですくえるようになります。そのままでもおいしいですが、バニラアイスや生クリームを添えても楽しめます。
まとめ
手間がかかるイメージの焼き芋は、オーブン機能がない電子レンジでも簡単に作れます。
2段階で温めることで、甘さをアップさせることがおいしい焼き芋を作るポイント。
さつまいもがたくさんあるときは、焼き芋にして冷凍すると、絶品アイスも楽しめますよ。
SNSも更新しています!
ぜひフォローをお願いします。
ぜひフォローをお願いします。