実は手間が少ない?家庭菜園でも出来るさつまいもの栽培方法

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さつまいもの栽培の方法をご存じですか?

実は、さつまいもは家庭菜園でも育てられるポピュラーな作物の1つです。

今回はさつまいも栽培の基礎知識とポイントをまとめてみました!

ぜひ一度、家庭菜園でさつまいもの栽培にチャレンジしてみましょう!

1 さつまいも栽培の魅力

さつまいも栽培の魅力は何と言っても手間のかからなさ

さつまいもは一度植えてしまえば、片手間での栽培もできてしまいます

収穫の時に、どれくらいの大きさになっているか掘り起こすまでわからないので、大人もこどもも楽しめるワクワク感も大きな魅力ですね!

2 さつまいもの栽培時期

さつまいもは秋に収穫できる作物です。

地域によっても前後しますが、植え付けの時期は5月に苗を植え、10月~11月に収穫します。

3 苗の植え付けの基本

3-1 最適な気温

さつまいもの育成温度は25~30℃が一番適しているといわれます。

梅雨前に植え付けを完了し、梅雨の雨を利用して根張りをよくして生育を促します

3-2 土選び

栽培する土は、通気性のいい「痩せた土」がいいといわれています。

栄養がある土だと、さつまいもは「つるボケ」という葉ばかりが茂ってしまって根の部分にあたるいもが大きく育たない現象が起きます。

土の準備は植え付けの10日ほど前に土をよく耕し、幅45cm、高さ20~30cmほどのうねを作ります。
通気性をよくするため、うねとうねの間に水たまりができないよう、排水にも気をつけましょう。

また、さつまいも栽培は長期的になるので、「マルチ」と呼ばれるビニールをうねにかぶせて、雑草が生えるのを防ぎます。

3-3 肥料選び

肥料は、多くすると上記にもあるように、つるボケの原因になりますので、少なめにします。

生育初期~中期に窒素、りん酸を十分に吸収させ、生育後期には窒素とりん酸の肥料を減らして、いもの肥大化をさせます。

カリウムはさつまいもが肥大するのに関与する栄養素といわれていますので、生育中期から後期にかけて必要になります。

どの栄養素も必要なので全体的にバランスのとれた配合肥料少量だけあたえるのがいいかと思います。

3-4 植え付け方

マルチに30cm間隔で穴を開け、深さ10cmくらいの植え穴を掘ります。

植え穴の底に寝かせるように苗を置いたら、土をかけて鎮圧します。
この時、下から3〜4節が土に埋まるように苗を植え付けるのがポイントです。

4 植え付けてからの作業

4-1 除草

マルチをかけていても、うねとうねの間には雑草が生えてきます

栄養を雑草に取られないため、雑草はこまめに根本から抜いておきましょう

根を残してしまうとそこから再度雑草が生えてしまうので根こそぎ抜くことが大切です。

4-2 つる返し

苗を植えて2か月ほどすると、つるが伸びてきます。

そのタイミングで、つる返しといって、株元以外から伸びてきたツルを地面からはがしましょう

つる返しを行うことで、いもを肥大させることができます

4-3 害虫対策

さつまいもの栽培中に心配なのは、センチュウによる被害です。

センチュウは目に見えないほど小さな害虫で、寄生されたさつまいもは根にこぶができたり、黒い斑点やひび割れができたりします。

予防するには、被害を受けた畑で使った道具や種芋を菜園内に持ち込まないことが重要です。

5 収穫

5-1 時期

植え付けから約4ヶ月経つと収穫の頃合いとなります。

霜がおりてしまうとさつまいもが地面の中で腐ってしまうので霜が降りる前には収穫してしまいましょう。

5-2 収穫方法

まずは、地上の葉、つるを切ってしまいます

茎だけになったら、茎の周りの土を両側から掻くように手でどかしていきます

茎を持って前後左右に揺らしながら徐々にさつまいもを抜いていくことでさつまいもを折ることなく収穫できます。

6 貯蔵

さつまいもは低温に弱いので、13℃~15℃程度で貯蔵するのが理想です。

どうしても温度の保管が難しいようであれば、土がついたまま、さつまいもの表面を十分に乾燥させて新聞紙にくるんでダンボール等で保管すると良いでしょう。

 

まとめ

○さつまいもは5月に植え付け、10月~11月に収穫

○肥料は少なめにする
特に窒素はつるボケの原因になるのでひかえめにする。

○栽培中に行うのは、除草とつる返し

○さつまいもは低温が苦手、収穫後の保存は13℃~15℃が理想
保てない場合は新聞紙にくるんでダンボールで保存。